2018の鈴鹿8時間耐久ロードレースはスタートから7時間が経過。ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームがトップを走行中だ。
コース上のオイル処理のために3回目のセーフティカーが介入したが、このオイル処理に時間がかかり、フルコースコーションのまま時間が経過していく。結局、30分以上のセーフティカーランとなった。
153周目、ようやくレース再開。トップを走行するヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのマイケル・ファン・デル・マークは、2番手のレッドブル・ホンダwith日本郵便のパトリック・ジェイコブセンをあっという間に引き離して約4秒のアドバンテージを築くと、トップ独走状態に入る。
154周目に、au・テルル MotoUP RTの秋吉耕佑が逆バンクで転倒。4番手走行中だったが順位を下げることになった。
165周目にはカワサキ・チームグリーン、167周目にはヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームがピットワークを終えた。カワサキ・チームグリーンはレオン・ハスラム、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームはアレックス・ロウズにライダー交代。残り時間は1時間10分で、この2チームはもう一回ピットに入らなければ、燃料が足りない可能性がある。
これに対してレッドブル・ホンダwith日本郵便は170周目、ピットに入り中上貴晶にライダー交代。残りは1時間5分。ここまで、レッドブル・ホンダwith日本郵便はヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームとカワサキ・チームグリーンに比べて1スティントあたりやや長めの周回数でピットインしている。最後のレース戦略に注目だ。
F.C.C.TSRホンダ・フランスは世界耐久選手権(EWC)のタイトル争いのライバルである、GMT94ヤマハと5番手争いを展開中。チェッカーまで、残り1時間を切った。
7時間を経過した時点での順位は以下の通り。