ホンダは1日、スーパーカブの誕生60周年を記念し、スーパーカブ50とスーパーカブ110に特別なカラーリングを施した『スーパーカブ50・60周年アニバーサリー』と『スーパーカブ110・60周年アニバーサリー』を受注期間限定で11月22日に発売すると発表した。
1958年8月に初代モデルのスーパーカブC100が登場して以来、幅広いユーザーに愛されているスーパーカブシリーズ。現在、シリーズとしての世界生産累計は約1億200万台(2018年6月末時点)を越えており、日本だけでなく、海外でも生活に密着した二輪車として高い人気を有している。
新たに登場する『スーパーカブ50/110・60周年アニバーサリー』のカラーリングは、1963年に米国で展開したナイセスト・ピープル・キャンペーン広告に描かれたイメージイラストをモチーフにしている。ボディーカラーはマグナレッドを主体としており、黒と白のツートーン仕様のシート、そして、リアキャリアはブラックの塗装が施されている。また、サイドカバーとキーにはスーパーカブ誕生60周年の記念エンブレムをあしらい、特別感あふれる1台としたという。
販売台数は2,300台を予定しており、受注期間は2018年8月1日から10月31日まで。車両価格は『スーパーカブ50・60周年アニバーサリー』が24万3,000円(税込)、『スーパーカブ110・60周年アニバーサリー』が28万6,200円(税込)となっている。
■主要諸元
通称名 | スーパーカブ50・60周年アニバーサリー|スーパーカブ110・60周年アニバーサリー |
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車名・型式 | ホンダ・2BH-AA09|ホンダ・2BJ-JA44 |
全長×全幅×全高(mm) | 1,860×695×1,040 |
軸距(mm) | 1,210|1,205 |
最低地上高(mm)★ | 135 |
シート高(mm)★ | 735 |
車両重量(kg) | 96|99 |
乗車定員(人) | 1|2 |
最小回転半径(m) | 1.9 |
エンジン型式・種類 | AA04E・空冷 4ストロークOHC 単気筒|JA10E・空冷 4ストロークOHC 単気筒 |
総排気量(cm3) | 49|109 |
内径×行程(mm) | 37.8×44.0|50.0×55.6 |
圧縮比★ | 10|9 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 2.7[3.7]/7,500|5.9[8.0]/7,500 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 3.8[0.39]/5,500|8.5[0.87]/5,500 |
燃料消費率※1(km/L) | 国土交通省届出値定地燃費値※2(km/h) 【105.0(30)<1名乗車時>|62.0(60)<2名乗車時>】 WMTCモード値★(クラス)※3 【69.4(クラス1)<1名乗車時>|67.0(クラス1)<2名乗車時>】 |
燃料供給装置形式 | 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> |
始動方式★ | セルフ式(キック式併設) |
点火装置形式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 |
潤滑方式★ | 圧送飛沫併用式 |
燃料タンク容量(L) | 4.3 |
クラッチ形式★ | 湿式多板ダイヤフラムスプリング式 |
変速機形式 | 常時噛合式4段リターン※4 |
変速比 | 【1速】3.181|2.615 【2速】1.705|1.555 【3速】1.19|1.136 【4速】0.916|0.916 |
減速比(1次★/2次) | 4.058/3.538|4.058/2.500 |
キャスター角(度)★/トレール量(mm)★ | 26°30´/72|26°30´/73 |
タイヤ | 【前】60/100-17M/C 33P|70/90-17M/C 38P 【後】60/100-17M/C 33P|80/90-17M/C 44P |
ブレーキ形式 | 機械式リーディング・トレーリング(前/後) |
懸架方式 | 【前】テレスコピック式 【後】スイングアーム式 |
フレーム形式 | バックボーン |
■道路運送車両法による型式認定申請書数値(★の項目はホンダ公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なる。
※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率
※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類
※4 走行中はリターン式で、停車時のみロータリー式になるチェンジ機構