2018年シーズンのMotoGPは、サマーブレイクも終わり今週末に後半戦がスタートする。全19戦と昨年より1戦増えた今年のレースも残り10戦。前半に行われた9戦をポイントランキングで振り返る。
9戦中最も多く優勝したのは5勝のマルク・マルケス。2位表彰台は2回と表彰台に7度のぼる成績を収め、165ポイントを獲得している。エンジンストールと雨に翻ろうされたアルゼンチンGP、転倒を喫したイタリアGP以外は上位入賞を続ける。
ランキング2位は119ポイントのバレンティーノ・ロッシ。2位1回、3位4回と5度の表彰台を獲得するも今シーズン未勝利で、首位マルケスとの差は46ポイント。チャンピオンを獲得するには、後半戦でマルケスより上位でフィニッシュすることが必須だ。
ランキング3位は109ポイントのマーベリック・ビニャーレス。2位1回、3位2回を獲得している。チームランキングでは、ロッシとともに所属するモビスター・ヤマハ・MotoGPが228ポイントで1位。2位のレプソル・ホンダ・チームに14ポイント差をつけている。
ランキング4位は2017年にランキング2位を獲得したアンドレア・ドヴィツィオーゾ。優勝1回、2位1回で88ポイント。前半戦は本調子ではないようだが、昨年は6度の優勝のうち4勝を後半戦で獲得しているため更に調子を上げてくるだろう。
ランキング5位はドヴィツィオーゾと同ポイントの88ポイントでヨハン・ザルコ。2位2回を獲得し、サテライトチームのなかではトップにつけている。
日本人MotoGPライダーの中上貴晶は、第2戦アルゼンチンGP、第3戦アメリカズGP、第4戦スペインGP、第5戦フランスGPと4連続でポイントを獲得。しかし、第6戦イタリアGP以降はノーポイントで現在ランキング21番手につけている。なお、ルーキー勢のトップは22ポイントを獲得しているハフィス・シャーリン。中上は12ポイント差の10ポイントでルーキー勢3番手の位置につける。
以下、2018年MotoGP前半戦ランキング。