レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2018.09.16 04:16
更新日: 2018.09.16 04:18

SBK第10戦レース1:後半戦の緒戦をカワサキのレイが制し11勝目挙げる

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | SBK第10戦レース1:後半戦の緒戦をカワサキのレイが制し11勝目挙げる

 スーパーバイク世界選手権(SBK)第10戦ポルトガルラウンドは、ポルトガルのポルティマオ(アウトドローモ・インターナショナル・アルガルベ)で決勝レース1を行ない、ジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。

■予選:アプリリアのラバティが今季初ポール獲得

 初日に行なわれた3回のフリー走行で総合トップに立ったのはレイ。フリー走行総合11番手以下のライダーによって争われたスーパーポール1で上位につけたロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)とロリス・バズ(BMW)のふたりを加えた12名で、最終グリッドを決めるスーパーポール2は争われた。

 スーパーポール2でまずファステストを記録したのはサバドーリ。サバドーリは開始5分ごろに1分41秒387を記録してトップに浮上。1回目のアタックをトップのまま終える。

 2回目のアタックが始まってもサバドーリはトップをキープしていたが、残り30秒を切ったあたりでレイが1分40秒765とファステストを更新。さらに残り20秒を切ったところでユージン・ラバティ(アプリリア)が1分40秒705を記録し、レイを逆転。ラバティが今シーズン初、SBK通算3回目のポールポジションを獲得した。

 レイは1分40秒765で2番手、3番手に1分40秒856でマルコ・メランドリ(ドゥカティ)が続き、フロントロウを獲得した。

 サバドーリは2回目のアタックで自己ベストを更新し、1分40秒901で4番手にジャンプアップ。5番手に1分40秒926でマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)、6番手に1分41秒103でトム・サイクス(カワサキ)、7番手に1分41秒202でチャビ・フォレズ(ドゥカティ)、8番手に1分41秒213でロリス・バズ(BMW)、9番手に1分41秒422でジョルディ・トーレス(MVアグスタ)、10番手に1分41秒960でトプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)の順で続いた。

■決勝レース1:レイが独走で11勝目挙げる

 スーパーポール後に行われたレース1は気温29度、路面温度39度のドライコンディションで争われた。

 レイは2番グリッドから好スタート。スタート直後の3コーナーでポールポジションからスタートしたラバティとフォレズが接触し転倒、両者リタイアとなる。

 メランドリが2番手、サバドーリが3番手に続くが、3周目にレースレコードを更新するファステストラップを記録したレイは、2番手以下との差を徐々に広げ、6周目に1秒差をつけると、独走態勢に持ち込む。

 レイは中盤の10周目には2秒2、15周目には3秒3とリードを広げ、そのまま今シーズン11勝目を記録した。

 レイが逃げた後、メランドリとサバドーリが僅差の2番手争いを繰り広げたが、12周目の1コーナーでサバドーリが転倒を喫しリタイアに終わり、そのまま単独2番手をキープしたメランドリが2位に入賞。サバドーリの脱落でポジションをひとつ上げたファン・デル・マークが3位表彰台を獲得した。

 4位にチャズ・デイビス(ドゥカティ)、5位にサイクスが入賞。中盤すぎまでトーレスとバズが接戦の6番手争いを展開していたが、15周目にバズがトーレスを交わして6番手に浮上するとそのまま6位でゴール。トーレスが7位に続いた。

 パトリック・ジェイコブセン(ホンダ)は15周を回ってピットに入りリタイア。ヤコブ・シュムルツ(ヤマハ)は12周目の1コーナーで転倒リタイア、レオン・キャミア(ホンダ)は7周目まで10番手を走行していたものの後退、ピットに戻ってリタイアに終わった。

 以下、第10戦ポルトガルラウンド決勝レース1の順位結果。


関連のニュース

本日のレースクイーン

カロッツェリアサポートガール
羽瀬萌(はせめぐむ)

MotoGP Photo Ranking

フォトランキング