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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.10.15 11:45
更新日: 2018.10.15 12:08

SBK初開催のアルゼンチンはレイがダブルウイン。ドゥカティのフォレズ、インディペンデントライダーのトップを確定

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MotoGP | SBK初開催のアルゼンチンはレイがダブルウイン。ドゥカティのフォレズ、インディペンデントライダーのトップを確定

 スーパーバイク世界選手権(SBK)第12戦アルゼンチンラウンド決勝レース2が、アルゼンチンのサーキット・サンファン・ビリクムで行われ、ジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝。ダブルウインを達成した。

 決勝レース2は気温24度、路面温度43度のドライコンディションで争われた。決勝レース2のグリッドは決勝レース1の結果にリバースグリッドが適用され、ポールポジションはチャビ・フォレズ(ドゥカティ)、2番手はユージン・ラバティ(アプリリア)、3番手にトム・サイクス(カワサキ)というフロントロウの顔ぶれ。決勝レース1で優勝を飾ったレイは9番グリッドからのスタートとなった。

 レースはポールポジションからスタートしたフォレズが好スタートを切ってリード。フォレズはレース前半の8周目までトップをキープする。

 レイは9番グリッドからスタートし、1周目に5番手まで浮上。序盤は4番手争いのバトルの中で前に出ることができず、その間にフォレズがトップを独走する。

 しかし、3周目に3番手に浮上したレイは、前を行く2番手のトプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)との差を縮めると、4周目に2番手に浮上。この時点でトップを行くフォレズとの差は約2秒7あったが、この差を周回ごとに縮めていく。

 レイは8周目にはフォレズの背後まで迫ると、9周目の1コーナー飛び込みでフォレズを交わしてついにトップに躍り出る。

 そこからレイはリードを広げ、中盤の10周目に約1秒、12周目には2秒以上のリードを取り、その後も独走。終盤には2番手以下に5秒以上にまでアドバンテージを拡大し、そのままトップでチェッカー。決勝レース1に続いてダブルウインを達成し、SBK初開催のアルゼンチンラウンドを完全制覇した。

 レイにトップを奪われたフォレズは、8番手スタートから終盤に追い上げてきたマルコ・メランドリ(ドゥカティ)に接近されたものの、ポジション争いに発展するまでには至らず、そのまま2位でチェッカーを受け、今シーズン5回目の表彰台を獲得。最終戦を残して、インディペンデントチームのライダーとして、ランキングトップを確定させている。

 3位には中盤以降追い上げを見せ、16周目に3番手に浮上したメランドリが入り表彰台を獲得。4位にはチャズ・デイビス(ドゥカティ)、5位にトム・サイクス(カワサキ)、6位にアレックス・ロウズ(ヤマハ)の順で続いた。

 序盤2番手を走行し、中盤まで3番手をキープしていたラズガットリオグルは終盤に後続のライダーに次々に交わされて7位でレースを終え、連続表彰台獲得はならなかった。

 スーパースポーツ世界選手権(WSS)の決勝レースはジュール・クルゼール(ヤマハ)が優勝。2位にサンドロ・コルテセ(ヤマハ)、3位にルーカス・マヒアス(ヤマハ)が入賞し、ヤマハ勢が強さを見せつけた。

 WSS唯一のフル参戦日本人ライダー、大久保光(カワサキ)は16番グリッドから好スタートを切り、7周目には9番手に浮上。最終ラップまで3人により展開された8番手争いに競り勝ち、カワサキ勢最上位となる8位入賞を果たしている。

2位表彰台を獲得したフォレズはインディペンデントチームのライダーとしてトップを確定させた
2位表彰台を獲得したフォレズはインディペンデントチームのライダーとしてトップを確定させた

 以下、SBK第12戦アルゼンチンラウンド 決勝レース2順位結果。


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