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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.11.15 16:00
更新日: 2018.11.15 17:24

2019年新設の電動バイクレース、MotoEのエントリーリストが発表。ジベルナウなど18名が参戦

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MotoGP | 2019年新設の電動バイクレース、MotoEのエントリーリストが発表。ジベルナウなど18名が参戦

 国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は11月14日、2019年から新設される電動バイクレース『FIM Enel MotoE World Cup』(MotoE)のエントリーリストを発表。元MotoGPライダーのセテ・ジベルナウをはじめとした、12チーム18名すべての参戦ライダーが明らかになった。

 MotoEは、MotoGPのプロモーターであるドルナスポーツが2019年から新たにスタートさせる電動バイクによるチャンピオンシップ。マシンはEnergica Motor Company(エネルジカ)の電動レーサー『Energica Ego Corsa』(エゴ・コルセ)のワンメイク、タイヤサプライヤーはミシュランが務める。

 MotoE参戦チームの12チームはMotoGPクラス、Moto2クラス、Moto3クラスに参戦中のチームである。MotoGPクラスに参戦するLCRチームやアルマ・プラマック・レーシングなどは各2名のライダー、Moto2、Moto3クラス参戦チームは各1名のライダーを起用する。

 ライダーラインアップは元MotoGPライダーのセテ・ジベルナウや現MotoGPライダーのブラッドリー・スミス、チャビエル・シメオン、また、ランディ・ド・プニエや世界選手権(EWC)タイトルホルダーのジョシュ・フックから若手ライダーまで、幅広い。また、女性ライダーであるマリア・エレーラが参戦を表明している。

 先日11月12日に参戦体制を発表したMotoGPにモンスター・ヤマハ・テック3として参戦するテック3は、テック3・Eレーシングとして参戦。EWCで活躍する34歳のフランス人ライダー、ケニー・フォーレイと、今季はFIM CEVレプソルインターナショナル選手権(CEV)Moto2クラスに参戦する20歳のスペイン人ライダー、エクトル・ガルソの布陣を敷く。

 また、今回明らかとなった参戦ライダーは4チーム3ライダー。未発表だったトレンティーノ・グレシーニMotoEの1シートには、ロレンツォ・サバドーリが収まった。サバドーリは25歳のイタリア人ライダー。今季はアプリリアのRSV4 RFを駆り、ミルウォーキー・アプリリアからスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦した。

 エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSは、30歳フランス人ライダー、マイク・ディ・メリオを起用する。ディ・メリオは2015年までMotoGPに参戦。2018/2019シーズンEWCにF.C.C. TSR Honda Franceから参戦中であり、EWCにおいては、アルマ・プラマック・レーシングからMotoEに参戦するジョシュ・フックのチームメイトでもある。ディ・メリオもフック同様、EWCとのダブルエントリーになると見られる。

 アジョ・モータースポーツMotoEとSIC58・スクアドラ・コルセは若手ライダーを起用。アジョ・モータースポーツMotoEから参戦するニキ・トゥーリは23歳のフィンランド人ライダー。今季はMoto2に参戦した。また、SIC58・スクアドラ・コルセから参戦するのはマッテオ・カサデイ。19歳のイタリア人ライダーで、CEVやレッドブル・ルーキーズ・カップ参戦を経て、今季はイタリアの選手権に参戦した。

 以下、2019年FIM Enel MotoE World Cupのエントリーリストである。


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