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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.01.25 19:41
更新日: 2019.01.25 23:16

SBK:ヘレステスト2日目は王者レイがトップタイム。安定感を見せたヤマハが2番手に食い込む

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MotoGP | SBK:ヘレステスト2日目は王者レイがトップタイム。安定感を見せたヤマハが2番手に食い込む

 1月24日(木)、スペインのヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトにてスーパーバイク世界選手権(SBK)のテスト2日目が行われ、ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)がトップタイムを記録した。

 テスト2日目は太陽が照りつけるなか、2019年シーズンの開幕まで1カ月を切ったライダーたちは最終調整を行った。サーキット周辺は前日よりも気温が上がったため、多くのライダーたちがタイムを上げ、この日はトップから10番手までが1秒以内の差だった。

 2018年のチャンピオンであるレイは、午前中の早い段階から2019年型バイクに小さなアップデートを施してコースへ出て行った。彼はタイムを落とすことなく、最終的には2番手のアレックス・ロウズ(パタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチーム)より0.2秒速い1分39秒160というトップタイムをマークしてテスト2日目を終えた。

 ロウズは2日間のテストを通して安定した走りを見せていた。テスト2日目は加速に関する改善作業に取り組み、ヤマハYZF-R1の新しいパーツを試すなど、ロウズは合計102周を走破し、2番手タイムとなる1分39秒372を記録した。またチームメイトのマイケル・ファン・デル・マークは1分40秒145をマークした7番手につけた。

(パタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチーム)
(パタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチーム)

 3番手につけたのはレイの僚友レオン・ハスラムで、トップのレイとは0.342秒差の1分39秒502を記録した。ハスラムはテスト初日も3番手タイムを記録しており、このテストを通して速さを示した。

2019年SBKヘレステスト2日目 レオン・ハスラム(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)
2019年SBKヘレステスト2日目 レオン・ハスラム(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)

 ドゥカティ勢のトップは、2018年までMotoGPに参戦していたアルバロ・バウティスタ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)で、1分39秒620をマークして4番手に。チームメイトのチャズ・デイビスは1分40秒621で10番手だった。

2019年SBKヘレステスト2日目 アルバロ・バウティスタ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)
2019年SBKヘレステスト2日目 アルバロ・バウティスタ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)

 なおWSSに参戦する日本人ライダー、大久保光(カワサキ・プセッティ・レーシング)は58周を走行し、ベストタイムは1分43秒404でクラス6番手となった。

 テスト2日目のタイム結果は以下の通り。


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