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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.04.20 10:50
更新日: 2019.04.21 00:08

ホンダ高橋巧が2分4秒切る驚速タイムでダブルポール獲得/全日本ロード第2戦鈴鹿 予選

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MotoGP | ホンダ高橋巧が2分4秒切る驚速タイムでダブルポール獲得/全日本ロード第2戦鈴鹿 予選

 全日本ロードレース選手権JSB1000クラスは4月20日、鈴鹿サーキットで第2戦の公式予選が行われ、高橋巧(Team HRC)がレース1、レース2でポールポジションを獲得した。

 第2戦鈴鹿は2レース制での開催。決勝レース1は鈴鹿8時間耐久ロードレースの出場権をかけた選抜レース、8耐トライアウト2ndステージとなっているため、スポット参戦も多く、練習走行と予選はAグループ、Bグループの2組に分かれて行われる。

 予選はAグループ、Bグループともに30分の計時予選形式で64台が出走、44台が決勝に進出する。各ライダーのベストタイムがレース1のスターティンググリッドとなり、各ライダーのセカンドベストタイムがレース2のスターティンググリッドとなる。

 開幕戦を制した中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)はAグループ、ホンダファクトリーの高橋巧はBグループでの走行。予選は、雲ひとつない快晴のなか、手元の集計で気温16度、路面温度23度のドライコンディションで午前8時40分にスタート。まずはAグループの33台がコースインしていく。

 Aグループの序盤は中須賀が2分5秒812でトップに。セッション開始10分を過ぎると、タイムを更新して2分5秒を切り、2分4秒880をマークする。

 残り10分を切ると、Aグループの各ライダーが最後のアタックへ。ここで渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)が2分5秒台に入れ始め、2回目のアタックではセクター1で全体ベストを出すと、2分5秒184をマークして2番手に浮上する。

 セッションが残り5分になると渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)が2分4秒980を記録。中須賀に続いて2分4秒台に入れて渡辺一馬から2番手を奪った。

 残り2分を切ったところで中須賀が最後のアタックへ。中須賀は、セクター3まで全体ベストを記録するも最終コーナーでトラフィックに引っかかり、タイム更新ならず、チェッカーとなった。

 Aグループは、中須賀が2分4秒880でトップとなり、2番手は渡辺一樹、3番手は渡辺一馬と続いた。

 Aグループの予選から15分後の午前9時25分にBグループのセッションがスタート。高橋巧を先頭にBグループの31台がコースへと向かう。

 一番にコースへと向かった高橋巧はいきなり2分4秒412を記録し、2分4秒台に入れトップに立つ。

鈴鹿で初のダブルポールを獲得した高橋巧(Team HRC)
鈴鹿で初のダブルポールを獲得した高橋巧(Team HRC)

 2分4秒台に入れた高橋巧は、すぐに2回目のアタックへ。このアタックでも各セクターを最速で周回すると、2分4秒を切り、2分3秒874を叩き出した。高橋巧がマークしたタイムは中須賀が持つ鈴鹿サーキットのコースレコード2分4秒876を約1秒上回るものだった。

 その後、2分3秒874を上回るものは現れず、グループBは高橋巧がトップで終えた。2番手は2分5秒647で野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、3番手は2分5秒745で水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)と続いた。

 高橋巧が記録した2分3秒874は全体のベストタイムとなり、レース1で2017年の第3戦SUGO以来となるポールポジションを獲得。レース2のスターティンググリッドを決めるセカンドベストタイムでも高橋巧が2分3秒963で最速となり、鈴鹿サーキットで初のダブルポールを獲得した。

 中須賀はレース1、2ともに2番手グリッドを獲得。レース1で3番手グリッドを獲得したのは渡辺一樹、レース2は渡辺一馬が3番グリッドを獲得した。

 全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿のJSB1000クラスの予選結果は以下の通り。


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