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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.05.04 22:55
更新日: 2019.05.05 07:18

MotoGPルーキーのクアルタラロ、スペインGP予選でポール獲得。ヤマハサテライトがワン・ツー占める

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MotoGP | MotoGPルーキーのクアルタラロ、スペインGP予選でポール獲得。ヤマハサテライトがワン・ツー占める

 MotoGP第4戦スペインGP MotoGPクラスの予選がヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、ルーキーのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がポールポジションを獲得。これにより、クアルタラロは最年少ポールポジション獲得記録を更新した。2番手にチームメイトのフランコ・モルビデリが入り、ヤマハのサテライトチーム、ペトロナス・ヤマハSRTがトップ2グリッドを獲得した。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は8番グリッドで、明日の決勝を3列目から迎える。

 気温18度、路面温度21度のもと行われたフリー走行3回目。セッション中盤、10コーナーでカル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)が激しく転倒。クラッチローはスリップダウンを喫し、マシンはグラベルを滑って激しくフェンスに激突した。このクラッシュによりエア・フェンスの修復が必要になったことから、残り時間17分で赤旗が提示され、セッションは一時中断となる。

 約8分後、セッションが再開。クラッチローはピットに戻って再び走行を行っている。セッション再開後間もなく、各ライダーが予選Q2へのダイレクト進出を目指すアタックを敢行。中上やルーキーのクアルタラロなどが、一時トップに立つ躍進を見せる。

フリー走行3回目で、一時は上位につけた中上
フリー走行3回目で、一時は上位につけた中上

 残り5分を切ると、タイムの更新合戦はさらに激しさを増した。目まぐるしくトップが入れ替わるなか、ペトルッチが1分36秒957をマーク。新たなオールタイムラップレコードを樹立する最速タイムでトップを奪取すると、フリー走行3回目を制した。

 2番手にはマルケス、3番手には気を吐いたクアルタラロ、4番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)、5番手にジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)が続いた。中上は前日の自己ベストを更新し、7番手でセッションを終え、総合としても7番手で予選Q2進出を決めている。

 一方、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのふたりはバレンティーノ・ロッシが総合11番手、マーベリック・ビニャーレスが総合15番手で、Q1から予選に臨むこととなった。

 フリー走行3回目ではトップから12番手のジャック・ミラー(プラマック・レーシング)までが0.5秒以内の差という、非常に接近したタイム差となり、同時に14番手のアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)までが従来のオールタイムラップレコード、1分37秒653を更新するタイムを記録している。

レースペースを確認するフリー走行4回目ではトップタイムをマークしたマルケス
レースペースを確認するフリー走行4回目ではトップタイムをマークしたマルケス

 予選前に行われたフリー走行4回目では、序盤からマルケスがトップにつけ、そのままこのセッションを制した。このセッションではアンドレア・イアンノーネ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)が11コーナーで激しくクラッシュ。担架で運ばれ、その後、ピットに戻ったが、左足首を負傷したということだ。

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