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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.06.04 06:00
更新日: 2019.06.05 01:14

鈴鹿8耐合同テストがスタート。カワサキワークスから参戦するSBKライダーのレイ&ハスラムも登場

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MotoGP | 鈴鹿8耐合同テストがスタート。カワサキワークスから参戦するSBKライダーのレイ&ハスラムも登場

 日本で一番の盛り上がりを見せるオートバイロードレースと言っても過言ではない鈴鹿8時間耐久ロードレース“鈴鹿8耐”のメーカー合同テストが6月3日(月)より鈴鹿サーキットで始まった。初日は3回のセッションが行われ、YAMAHA FACTORY RACING TEAMが総合トップとなった。

 鈴鹿サーキットは、天気予報よりも暑くなり、路面温度は50度まで上がった。今回、最大の注目を集めたのが、カワサキファクトリー(ワークス)チームのKawasaki Racing Teamだろう。テストにはスーパーバイク世界選手権(SBK)を戦うジョナサン・レイとレオン・ハスラムが多忙なスケジュールのなか鈴鹿に駆けつけていた。

 ついにワークス参戦するカワサキは、ヘッドライトが付いている耐久仕様のNinja ZX-10RRをSBKライダーのふたりが精力的にテスト。タイヤをピレリからブリヂストンへ乗り換えた直後だからか、1回目の走行でレイがシケインで転倒する場面もあったが、それ以外は、虎視眈々とマシンセット作業を続けていた。この日のベストタイムは、2分06秒378で総合3番手だった。

 総合トップタイムとなる2分05秒409をマークしたのは、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行だった。YAMAHA FACTORY RACING TEAMのYZF-R1は、まだスプリント仕様のままで、今回のテストに臨んでいる。

「鈴鹿2&4、SUGOからの流れでマシンセットを進めて、着実によくなっています」と中須賀。

「まだ耐久仕様ではないですが、このテストの成果が鈴鹿8耐につながっていきますからね。今日は、レイ選手と一緒に走った場面もあったのですが楽しかったですよ」

高橋巧(Team HRC)
高橋巧(Team HRC)

 Team HRCの高橋巧が2分05秒710で総合2番手。こちらは、黒カウルにライトのついた耐久仕様となっており、MotoGP開発ライダーも務めるステファン・ブラドルも参加。ブラドルは2分06秒481で総合5番手のタイムを記録している。

 ヨシムラスズキMOTULレーシングチームは、スプリント仕様のスズキGSX-R1000を加賀山就臣と渡辺一樹が走らせ2分07秒019がベストタイム。モリワキは、高橋裕紀に加え小山知良が初ライド。ライディングポジションの好みが合っておりコンビネーションはよさそうだ。モリワキの第3ライダーは、まだ未定だと言う。

 au・テルルMotoUP RTは、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスを戦う秋吉耕佑と羽田太河に加え山口辰也を招集してテストに参加。KRP三陽工業&RS-ITOHは柳川明、マーク・アチソンに加え岩戸亮介を、Team ATJは、関口太郎に加え、國峰啄磨と岩田悟を招集している。

 テストは6月4日(火)まで行われ、鈴鹿8耐前売観戦チケットがあれば入場無料となっている。メーカー合同テスト初日の総合タイム結果は以下の通り。


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