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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.06.16 23:35
更新日: 2019.06.17 10:18

マルケス、転倒続出のMotoGPカタルーニャGPで独走優勝。ルーキーのクアルタラロは初表彰台に立つ

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MotoGP | マルケス、転倒続出のMotoGPカタルーニャGPで独走優勝。ルーキーのクアルタラロは初表彰台に立つ

 MotoGP第7戦カタルーニャGP MotoGPクラスの決勝レースがカタロニア・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が優勝。2位にはルーキーのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が入り、最高峰クラス初の表彰台を獲得した。

 フロントロウに並んだのはファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)とマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)、そしてマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)だったが、ビニャーレスは予選セッションの最後にスロー走行を行ったうえ、9コーナーでクアルタラロの走行ラインを妨害したとして、3グリッド降格のペナルティを受けた。

 予選3番手だったビニャーレスは6番グリッドからスタートとなり、繰り上がってフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が3番グリッドに並んだ。この件について、ビニャーレスは予選後の会見で「チェッカーフラッグを受けたと思って」ファンサービスをしていたという旨のコメントをしている。

 決勝レースは気温25度、路面温度41度のドライコンディションで行われた。1コーナーにトップで飛び込んだのは、5番手スタートのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)。2番手にマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)、3番手にファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が続く。

 さらにオープニングラップを終えるころには、6番グリッドスタートとなったビニャーレスが2番手に浮上。4番手には10番グリッドスタートのホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ・チーム)が追い上げてきていた。

オープニングラップは混戦模様となったカタルーニャGP決勝レース
オープニングラップは混戦模様となったカタルーニャGP決勝レース
10番グリッドスタートのロレンソはオープニングラップで4番手まで順位を上げたのだが……
10番グリッドスタートのロレンソはオープニングラップで4番手まで順位を上げたのだが……

 しかし2周目、10コーナーに3番手で飛び込んだロレンソがスリップダウン。ロレンソは2番手走行中でロレンソの前方にいたドヴィツィオーゾに追突し、さらに外側にいたビニャーレス、やや遅れて10コーナーに突入したロッシを巻き込んだ。ロレンソ、ドヴィツィオーゾ、ビニャーレス、ロッシはもみ合うように転倒。このアクシデントにより、上位を走行中の4台がリタイアとなり、戦線離脱を喫することになる。

■2番手争いを制したルーキー、クアルタラロ


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