7月11日、2018-2019 FIM世界耐久選手権（EWC）最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会に向けた第1回公式合同テストは最終日を迎えた。3日目もRed Bull Honda（高橋巧／ステファン・ブラドル）がトップとなり、ホンダファクトリーが3日間連続で最速タイムをマークした。
テスト3日目は、前夜から降り出した雨が止まず、ウエットでの走行となった。セッションは午前、正午、午後の3回で行われたが、気温22度、路面温度20度という本番とは遠いコンディションとなったため、正午でテストを切り上げるチームもいくつかあったようだ。
2日間を首位で終えていたレッドブル・ホンダは、午前と正午のセッションを走り、午後のセッションは走行しなかった。最速タイムは、午前のセッションで記録した2分17秒363。このタイムが3日目のトップとなり、レッドブル・ホンダは3日間のテストをトップで終えた。
2番手はTカーで2分20秒581を記録したYOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING（加賀山就臣／渡辺一樹／シルバン.ギュントーリ）、3番手はヨシムラスズキMOTULレーシングのメインカーが2分20秒731で続く。
鈴鹿8耐5連覇に挑むYAMAHA FACTORY RACING TEAM（中須賀克行／野左根航汰）は3回のセッションで出走し、午前に記録した2分21秒786で8番手となった。EWC王者防衛に挑むF.C.C. TSR Honda France（ジョシュ・フック／フレディ・フォーレイ／マイク・ディ・メリオ）は2分22秒547で11番手で3日目を終えている。
鈴鹿8耐は第1回公式合同テストを終え、7月23日～24日に行われる第2回公式合同テストを得て、7月25日からレースウイークを迎える。公式合同テスト3日目の総合タイム結果は以下の通り。
