7月24日からスタートした鈴鹿8時間耐久ロードレースの第2回公式合同テストは2日目を終え、YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ロウズ/マイケル・ファン・デル・マーク)が総合トップとなった。7月26日からは公式予選がスタートし、鈴鹿8耐はレースウイークへと突入する。
鈴鹿8耐公式テストは、2019年からコスト削減や海外チームと鈴鹿8耐のみ参戦する日本チームとの公平性が考慮され、これまでとスケジュールが変わっており、7月上旬に3日間の第1回公式テスト、レースウイークのセッション開始2日前に2日間の第2回公式テストが行われている。
第2回公式テスト初日はRed Bull Honda(高橋巧/清成龍一/ステファン・ブラドル)がセッション1で2分06秒670をマークしトップで終えた。このタイムは高橋が記録したものだ。
2日目のテストは、梅雨明けの強い日差しが差し込むなか13時30分から1回目の走行がスタート。このセッションでは、Red Bull Hondaが2分7秒230でトップとなり、YAMAHA FACTORY RACING TEAMが2分7秒980で2番手、MuSASHi RT HARC-PRO.Honda(水野涼/チャビ・フォレス/ドミニク・エガーター)が2分7秒981で3番手と続いた。
16時からスタートした2回目のセッションは、手元計測で気温31度、路面温度44度というコンディションでスタート。開始早々に赤旗中断となるが、約10分後に再開となる。
残り10分を切ったところで再び赤旗が提示されるが、数分でセッションは再開に。延長されることなく定刻通りに終了した。
2回目のセッションでトップタイムをマークしたのはYAMAHA FACTORY RACING TEAMだった。YAMAHA FACTORY RACING TEAMは3人で17周を回り、中須賀克行が2周目に記録した2分6秒798でセッション2回目のトップに。2日目総合でも唯一の2分6秒台でトップとなった。
第2回公式合同テストを終え、7月26日からレースウイークに突入し、予選セッションがスタートする。第2回公式合同テスト2日目の総合タイム結果は以下の通りだ。