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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.07.26 06:41
更新日: 2019.07.26 06:42

鈴鹿8耐ウイークでようやくそろったヤマハワークスライダー。3人が語るチームの状況

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MotoGP | 鈴鹿8耐ウイークでようやくそろったヤマハワークスライダー。3人が語るチームの状況

 2019年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで5連覇に挑むヤマハのファクトリー(ワークス)チーム、YAMAHA FACTORY RACING TEAM。今年は第2回公式合同テストで3人のライダーがようやく集結。7月26日からスタートする公式予選を前に、中須賀克行、アレックス・ロウズ、マイケル・ファン・デル・マークの3人にチームの状況などを聞いた。

 ファン・デル・マークがスーパーバイク世界選手権(SBK)第7戦イタリア(ミサノ)で右手首とろっ骨2カ所を骨折したことにより、YAMAHA FACTORY RACING TEAMは一時、中須賀、ロウズの2名体制で鈴鹿8耐に挑むのではと予想されていた。だが、ファン・デル・マークは順調に回復し、第2回公式合同テストに登場。テスト初日から走行を重ねていた。

ヤマハワークスチームから鈴鹿8耐に挑む中須賀克行、アレックス・ロウズ、マイケル・ファン・デル・マーク
ヤマハワークスチームから鈴鹿8耐に挑む中須賀克行、アレックス・ロウズ、マイケル・ファン・デル・マーク

 骨折の状況をファン・デル・マークに聞くと「何の怪我だい?」と一言いい、次のように状況を語った。

「(骨折に関しては)大丈夫だよ。スーパーバイクにも出られているし。いい調子だと思っている。(コンディションは)完ぺきではないけど、このイベントが大好きだから絶対にミスしたくない気持ちだ」

マイケル・ファン・デル・マーク(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
マイケル・ファン・デル・マーク(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

 ファン・デル・マークが2019年仕様のヤマハYZF-R1を走らせるのは今回が初となる。第2回公式合同テスト初日に走行した感触については「いい調子だったよ。テストには参加できなかったけど、鈴鹿8耐に戻ってこられてうれしい」と語る。

「最初のライディングとしては、感覚を取り戻すために走っていた。タイヤ本数が限られているから、速さにはこだわっていない」

■ロウズ、ケニー・ロバーツデザインのヘルメットは「やりたいと自分から言った」

 ファン・デル・マークの負傷について、スーパーバイク世界選手権のチームメイトであるロウズは「もちろん心配はしていたよ。彼の彼女と話し、そのときに最初に聞いたセリフが『鈴鹿までに回復したい』だったんだ。3人がそろうことは大切だし、レースに向けていい調子だよ」とコメントする。

 2019年の鈴鹿8耐でヤマハはエースゼッケン21のオリジナルである、1985年の鈴鹿8耐に参戦したヤマハTECH21(テック21)チームの復刻カラーで戦う。テック21カラーのマシンは30年以上前のことになるが、ロウズはこのカラーについては「もちろん知っているよ。昔の写真を見ていたからね。この色は個人的に好きだし誇りに思っている」と話す。

ケニー・ロバーツの黄色いヘルメットデザインで走るアレックス・ロウズ
ケニー・ロバーツの黄色いヘルメットデザインで走るアレックス・ロウズ

 また、今回ロウズは当時ライダーに起用されたケニー・ロバーツの黄色いヘルメットを模したヘルメットデザインで走行している。このヘルメットデザインについてはこう語る。

「(ケニー・ロバーツは)昔から知っていて、すごく好きなライダーだったから、自分からやりたいと自分から言ったんだ。彼のヘルメットデザインで走れてうれしいよ」

■中須賀、3人集結し「落ち着ける」


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