2019の鈴鹿8時間耐久ロードレースはスタートから3時間が経過。ヤマハ、ホンダ、カワサキのファクトリー(ワークス)チームによって争われていたトップ争いは、ホンダファクトリーのRed Bull Hondaが2番手Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hに約7秒の差をつけてレースをリードしている。
2時間が経過した後、58周目に入るとジョナサン・レイが脅威的なペースでRed Bull Honda(ステファン・ブラドル)とYAMAHA FACTORY RACING TEAM(アレックス・ロウズ)をかわし、初めてトップに浮上する。
レースは58周目を終えると、YAMAHA FACTORY RACING TEAMがピットイン。アレックス・ロウズからマイケル・ファン・デル・マークにマシンを託し、3番手でコースへと戻っていく。
Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hは59周でピットイン。ジョナサン・レイからレオン・ハスラムに代わって2番手で復帰。Red Bull Hondaはまだコースにとどまる。
60周目に入るとEVA・RT WEBIKE TATi TEAM TRICKSTARがスプーンカーブで転倒。再スタートを切ってピットに戻り、ガレージでマシン修復を行う。
62周を終えてRed Bull Hondaがピットイン。ブラドルから高橋巧にかわりトップで戻るが、アウトラップで後方から迫ったKawasaki Racing Team Suzuka 8H(レオン・ハスラム)にかわされ2番手に後退する。
64周目に入るとタイヤが温まったRed Bull Hondaの高橋巧がペースアップ。65周目にはホームストレートでKawasaki Racing Team Suzuka 8Hのハスラムをとらえてトップを奪取した。
Kawasaki Racing Team Suzuka 8HをかわしたRed Bull Hondaの高橋巧は、その後も安定したペースで周回を重ね、レースは3時間を終えた現在では2番手を走るKawasaki Racing Team Suzuka 8Hとの差を7秒以上に広げている。3番手にはYAMAHA FACTORY RACING TEAMが続く。
3時間を経過した時点での順位は以下の通り。