8月23~25日にイギリスのシルバーストン・サーキットで行われるMotoGP第12戦を前に、ホンダ、ヤマハ、スズキ、ドゥカティのファクトリーライダー6名と日本人ライダー、中上貴晶が意気込みを語った。
■LCRホンダ・イデミツ
●中上貴晶
「ブルノとレッドブルリンクの2連戦はポジティブなレースでした。シルバーストンは大好きなサーキットなので楽しみにしています。ただ、昨年はレースができなかったので、MotoGPではデビューレースになります。一歩前進するために、週末を通じて雨が降らないことを願っています」
「2連戦では、カル(・クラッチロー)とマルク(・マルケス)から多くのことを学び、大きな改善と速く走ることができました。この調子を維持してトップ10入り、可能ならばトップ5、6にチャレンジしたいです」
■チーム・スズキ・エクスター
●アレックス・リンス
「大きなモチベーションを持ってシルバーストンに臨む。シルバーストンは楽しいコースだし、現在のマシンのフィーリングはとてもポジティブだ」
「新しい路面のチェックが必要となるだろうし、天候がレースに影響を与える可能性があるが、いずれにしてもいい結果を残すことができると思う。ジョアンはケガの回復のため欠場するが、彼のためにもベストをつくしたい」
●シルバン・ギュントーリ
「フィンランドのキミリングテストからシルバーストンにやってきた。新しいコースを走るのはすばらしい経験だった。データがなく、あらためてMotoGPマシンの速さを実感した。キミリングはチャレンジングなコースで、GSX-RRを走らせることはすばらしかった」
「残念ながら、ジョアンはまだケガからの回復途中だから、シルバーストンでは僕が代役を務めることになった。シルバーストンは実は家から近いんだ。このコースが大好き。レースは久しぶりになるから、イギリスのファンの前でレースができるのはいいね。ジョアンの早い回復を望む。チーム全員が彼が復帰することを楽しみにしているよ」
■ミッション・ウィノウ・ドゥカティ
●アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「勝利ほど満足と自信を与えるものはないから、モチベーションも高くシルバーストンに臨むことができる。レッドブルリンクでの結果は偶然ではない。チェコ、オーストリアの2連戦で僕たちはうまく働くことができ、結果が正しいことを証明した」
「シルバーストンはブルノやレッドブルリンクほど好みではないが、2017年に勝ったようにここでも速く走ることができると思う。ここでは例年のように天気が重要となる。どんな状況にも対応する準備ができていなければならない」
●ダニロ・ペトルッチ
「チェコ、オーストリアの2レースは今シーズン最悪のレースだったから、目標はシルバーストンでランキング3位にふさわしいことを証明することだ」
「2015年には表彰台に立ち、このコースではいくつかいい思い出がある。最初のセッションから集中力を維持し、競争力を高めることができると思う。イギリスでは天候の変化が重要な要素となり、それがレースの結果を左右する。いい結果を残したいね」