8月29日、イタリアのミサノ(ミサノ-ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリ)でMotoGPクラスのオフィシャルテストが行われた。テストは2日間の日程で、初日はドライコンディションの下、現地時間午前9時30分から午後1時までのセッション1、午後2時から6時までのセッション2の2セッションでテストが行われた。
初日はセッション1、セッション2ともにトップタイムを記録したファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が総合トップ。クアルタラロはサンマリノGPに向けたマシンセットアップを中心としたメニューに取り組み、セッション1で53周、セッション2で47周を回り、セッション2の23周目に1分32秒996のベストタイムを記録した。
総合2番手に1分33秒019でフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が続き、ヤマハサテライトチームが初日ワン・ツー。モルビデリはサンマリノGPに向けたセットアップを進め、セッション1で45周、セッション2で40周を回り、セッション2の最終ラップでベストラップを記録。
総合3番手に1分33秒222でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)。マルケスは2020年型プロトタイプを含む4台のマシンでさまざまなテストメニューに取り組んでいた。セッション1では32周、セッション2では48周を回り、セッション2でベストラップを記録している。
総合4番手に1分33秒247でマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、総合5番手に1分33秒296でバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)とヤマハファクトリーのふたりが続いた。
ヤマハはブルノテストで初登場した2020年型のプロトタイプの2仕様目が持ち込まれテスト。排気系のスペック変更、カーボンリアスイングアームなどのパーツも投入されビニャーレスはセッション1で49周、セッション2で44周を回った。ロッシはセッション1で27周、セッション2で41周を回り、セッション2の最終ラップでベストラップを記録した。