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MotoGP ニュース

投稿日: 2016.09.30 21:15
更新日: 2018.09.21 21:39

MotoGP:日本人女性ライダーが21年ぶりに日本GP参戦。岡崎「世界のライダーから技術を盗みたい」

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MotoGP | MotoGP:日本人女性ライダーが21年ぶりに日本GP参戦。岡崎「世界のライダーから技術を盗みたい」

 9月30日に都内会場にて『2016MotoGP世界選手権日本グランプリ岡崎静夏Moto3ワイルドカード参戦発表会』が行なわれた。

 日本人の女性ライダーが世界グランプリに参戦するのは1995年の井形ともさん以来21年ぶりとあって、会場には多くの取材陣が駆けつけた。

 発表会の冒頭には岡崎が所属するチーム『UQ&テルル・Kohara RT』の小原斉監督から参戦の経緯が説明された。

UQ&テルル・Kohara RT 小原斉監督
UQ&テルル・Kohara RT 小原斉監督

「本人から『どうしても出たい』と強い希望がありました。ワイルドカードの申請をしたところ、幸運にも参戦権を得ることができました」と小原監督。

「近年、日本勢がいい成績を出せていないのはMoto3が3クラスの中で一番マシン格差が大きいからです。今回の参戦は、ワークスマシンが20台以上走っている中でのワイルドカード参戦で、劣勢の中での厳しく無謀とも思える挑戦となります」

「ですが、世界トップレベルのライダーと走るチャンスは簡単には得られません。ひとつでもふたつでも経験して今後に活かしてほしいと思います」

 また、日本人女性ライダーとして唯一の世界グランプリフル参戦経験を持つ井形さんも発表会に登場。

日本人女性ライダーとして唯一の世界グランプリフル参戦経験を持つ井形ともさん
日本人女性ライダーとして唯一の世界グランプリフル参戦経験を持つ井形ともさん

「私が初めて世界戦にワイルドカード参戦したときは、女性ということで注目を浴び、鼻息荒くコースに出て転倒、リタイアしました。彼女へのアドバイスは『完走すること』です。地味に聞こえますが、走りきるのはとても難しいことです。特に過去の例を見てもワイルドカードの完走は難しい。私の『しくじり』を繰り返さないように、フリー走行から1周1周を無駄にしないようにしっかり走ってほしい」と女性の先輩ライダーとして激励の言葉を贈った。

 それを受けて岡崎も次のように意気込みを語った。


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