9月20~22日にモーターランド・アラゴンで行われるMotoGP第14戦アラゴンGPを前に、ホンダ、ヤマハ、スズキ、ドゥカティのファクトリーライダー6名と日本人ライダー、中上貴晶が意気込みを語った。
■LCRホンダ・イデミツ
●中上貴晶
「アラゴンGP後、タイ、日本、オーストラリア、マレーシアのフライアウェイレースのためにアジアに移動します。アラゴンはヨーロッパでの最後のレースではありませんが、多くのスペイン人ライダーがここで良い結果を得たいと望んでいます。僕自身もシルバーストンとミサノでのレースが思い通りに進まなかったので、良い結果も求めています」
「シルバーストン、ミサノでは転倒してポイントを獲れていいないので、ここでは良い結果が必要です。 去年は(アラゴンで)良い週末を過ごしたので、僕たちは自信を持っています。いつものように最善を尽くし、できればクラッシュしないようにします。土曜日か日曜日の天気予報が安定していないため、各セッションで適した戦略を考える必要があります」
■チーム・スズキ・エクスター
●アレックス・リンス
「モーターランド・アラゴンは素晴らしい場所で、去年はトップ争いに加わって4位でフィニッシュし、いいレースをすることができた。再びコースに戻っていいレースがしたいから、ミサノから2週連続でレースができてうれしい。スペインのファンと共にアラゴンはいい雰囲気があり、彼らのサポートを感じることを楽しみにしている」
●ジョアン・ミル
「アラゴンは大好きなコース。いつもここでライディングするのを楽しんでいるし、ミサノよりもさらに強くなりたい。ここは過去、数回優勝したことがあるから、僕にとって特別な場所だ。いつもいい感触がある。スズキのマシンにも合っていると思うから、今週末が楽しみだよ。ベストな仕事をして、ホームのファンの前でいいパフォーマンスを見せたい」
■ミッション・ウィノウ・ドゥカティ
●アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「アラゴンはカレンダーのなかでも珍しいコースのひとつだ。過去にはいい結果を記録したことが一度もなかったが、昨年はとても競争力があり、2位に入賞することができたから、その記憶とメンタリティを持ってレースに臨む」
「ミサノで明らかだったように、レースにはレースごとの世界があり、1年ごとにすべてが変わる可能性があるが、アラゴンでは週末を通じてトップを争うことができるように努力したい」
●ダニロ・ペトルッチ
「アラゴンではさまざまな理由でいい結果が残っていないが、このサーキットが好きだ。ここ数戦の不振を挽回できることを願っている」
「シルバーストンとミサノでは、プラクティスよりもレースのほうが速かった。日曜日にトップ争いするためにウイークを通じて常に改善し続けなければならない。チームはすばらしい仕事をしている。シーズン終盤に向けてポジティブに取り組み、目標でもあるランキング3位を獲得するために、さらなる一歩を踏み出さないとならない」