9月26日(木)に発売されたプレイステーション4用ソフト『MotoGP™19』。二輪レースの最高峰であるMotoGPの2019年シーズンを完全網羅した本作は、二輪好きはもちろん、四輪レースファン、ゲームファンも楽しめる仕上がりだ。
シリーズ公認ゲームの最新作である『MotoGP™19』は、ムジェロやTTサーキット・アッセン、ツインリンクもてぎなど、実際に2019年シーズンのレースが行われているサーキットを収録。ライダーもマルク・マルケスやアンドレア・ドヴィツィオーゾ、中上貴晶など、実在の選手たちが登場する。
ゲーム内にはひとりのライダーとして育成カテゴリから最高峰MotoGPを目指す“キャリアモード”も収録されているほか、実際にあったレースの名場面を疑似体験できるモード、オンライン対戦モードなども収録されている。
この『MotoGP』シリーズの特徴は、MotoGPの世界をリアルに体験できること。クルマとは違い、バイクはフロントとリヤのブレーキを個別に操作できるが、ゲーム内でもその操作が再現されている。フロントとリヤのブレーキは、それぞれ特性が異なるので状況に合わせた使い分けが必要だ。
また、細かなところではセッションリプレイのカメラワーク、実況のアナウンスなども現実のMotoGPと変わらない仕上がりとなっている。
今回は、そんな『MotoGP™19』のプレイステーション4版を、プライベートでもカワサキ・ニンジャ1000を乗り回すほどのバイク好きで熱烈MotoGPファンの編集部員、ミハラがプレイした。ゲームだというのに、なぜか自前のライディングスーツに身を包んでプレイに臨む気合の入りっぷりだ。
コントローラーを掴んだ後、静かに集中力を高めていたミハラは、さっそくキャリアモードをプレイ。ふだんゲームはしないがバイクには毎日またがっている自信からか、今作から収録された高難易度モード“プロキャリア”をいきなり選択した。このプロキャリアでは、育成カテゴリをスキップし、いきなりMotoGPクラスの本戦からゲームを楽しめる。
意気揚々と挑んだが、ゲームに慣れていないこともあり、まったく歯が立たず。「セッティングをいろいろと変えたり、レースを研究して、マルク・マルケス選手や中上貴晶選手と夢のバトルを実現させたい」と闘志に火が付いたようだ。
『MotoGP』シリーズを初めてプレイするユーザーにとっては、このプロキャリアは少々ハードルが高いかもしれない。しかし、憧れのMotoGPライダーたちと一緒に走っているうちに、自分のテクニックも少しずつ上達していくはずだ。