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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.10.04 21:57
更新日: 2019.10.04 22:00

ホンダ勢が初日ワン・ツーもセッティングに悩み。ヤマハ勢は新アイテム投入/全日本ロード第7戦

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MotoGP | ホンダ勢が初日ワン・ツーもセッティングに悩み。ヤマハ勢は新アイテム投入/全日本ロード第7戦

 オートポリスで開催されている全日本ロードレース選手権第7戦JSB1000クラスは初日を終え、ホンダ勢がワン・ツーと速さを見せているがセッティング面で悩みを抱えている。一方、ヤマハ勢は今大会にニューアイテムを投入し、自信を覗かせている。初日の走行後、トップタイムをマークした水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)と、タイトル争いをする高橋巧(Team HRC)と中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)にマシンの仕上がり具合を聞いた。

 第7戦は2戦ぶりの2レース制、土曜日に計時予選とレース1が行われ、日曜日にレース2が行われるスケジュールだ。周回数はレース1、2ともに20周で争う。

 9月25日からオートポリスで3日間行われた公開テストでは中須賀が1分47秒523をマークして総合トップ、2番手に1分47秒763で野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEA)が続き、ヤマハ勢がワン・ツーで終えた。3番手は1分47秒775を記録した水野。ランキングトップの高橋は1分48秒079を記録し、4番手だった。

 迎えた第7戦のレースウイーク初日では、水野が1分47秒736をマークしてトップに。2番手に1分47秒884を記録した高橋がつけ、公開テストとは逆にホンダ勢が初日をワン・ツーで制した。

 JSB1000に上がって初めて初日をトップで終えた水野だが「コースレコード(中須賀が2018年に記録した1分46秒909)に比べれば全然だし、公開テストのトップタイムよりも遅かったです」とセッティングが決まっていない様子。初日を次のように振り返る。

「トップタイムではありましたが、手ごたえはそこまでないです。今日のタイムも1発のタイムだったので、レースに向けては、セットアップを詰めていかなければなりません。予選も使ってマシンを仕上げていかないと決勝は勝負にならないという感触があります」

「テストでは中須賀選手がひとり抜け出ていて、アベレージもいいように見えました。今日の自分のアベレージは全然よくなかったですし、テストでの中須賀選手のアベレージに比べるとまだまだ安定していなく、すごく波があります」

 水野が記録したタイムが公開テストで記録した中須賀のタイムよりも約0.2秒遅かった。これに関しては前日に降った雨の影響が大きいと水野は言う。


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