カワサキは、国内最高峰のロードレース、全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスへ出場するユーザー支援の一環として、Ninja ZX-10Rを洗練させたレース専用モデル『Ninja ZX-10RR』を特別販売すると発表した。
ストックの状態で世界各国のナショナル選手権で勝利することを目標に開発された『Ninja ZX-10RR』。カワサキのテストコース、オートポリスではテストライダーのラップタイムがスタンダードモデルに比べ1秒から2秒まで短縮されたという。
ZX-10RRは、ドイツのケルンで開催されているモーターサイクルショー『インターモト』でも発表された。マシンには、クラッチ操作なしでシフトアップ、ダウンが可能なクイックシフターを搭載。さらに、フロントにはブレンボ製ブレーキシステム、ホイールはマルケジーニ製専用アルミ鍛造ホイールが装備される。なお、発売価格は未定だ。
昨年フルモデルチェンジしたZX-10Rの上位モデルとして登場したZX-10RR。果たしてレースではどのような走りを見せてくれるのか。来年の活躍が楽しみだ。