レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2019.10.20 21:52
更新日: 2019.10.21 13:34

型落ちのホンダNSF250RWでポイント獲得の山中「みんながやらないような抜き方もできた」と2020年に自信

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | 型落ちのホンダNSF250RWでポイント獲得の山中「みんながやらないような抜き方もできた」と2020年に自信

 MotoGP第16戦日本GPのMoto3クラスにワイルドカード参戦した山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)は、1年型落ちのホンダNSF250RWでレースウイークに臨み、決勝ではバトルを繰り広げ14位でフィニッシュ。母国GPでポイントを獲得した。

 2019年シーズン4度目のMoto3出場を果たした山中は初日、フリー走行2回目(FP2)で1分57秒543を記録し、総合21番手でレースウイークをスタートした。順位だけ見ると決して良いとは言えない内容だが、タイムで見るとトップから0.801秒差と1秒以内に接近していた。

 ちなみに、山中が駆っていた2018年型NSF250RWはレギュラーライダーたちと比べ、トップスピードの平均が最も速かったロレンツォ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)の218km/hより6km/h遅かった。

 迎えた予選日の天候は雨となり、午前中のフリー走行3回目(FP3)はウエットコンディションでスタート。ここで山中は2分11秒340を記録し24番手で終える。3回の総合結果では初日の総合結果がベストタイムとなったため、総合21番手の山中は予選をQ1からスタートすることになった。

 午後の予選を迎えると降っていた雨は止み、再びコンディションは変化していく。そんななか、山中はQ1を走り、2分11秒256で6番手。Q2進出にはポジションがふたつ足りなかった。最終的に山中は19番グリッドから決勝を戦うことになる。

山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)
山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)

 山中は予選の状況を「FP3ではフィーリング的にまだまだ余裕があったので予選は楽しみでした。ですが、FP3から予選の間でコンディションが変わってしまい、自分もそれに反応できず、マシンのセッティング含めて難しい状況でした。うまく攻められず、Q2に行けなかったので悔しいです」と語る。

■戦闘力劣るもコーナリングで巻き返した山中


関連のニュース