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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.11.03 16:25
更新日: 2019.11.04 22:56

高橋巧、レース2で完全勝利も王者に届かず。中須賀が逆転で9度目のタイトル決める/全日本ロード第8戦鈴鹿

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MotoGP | 高橋巧、レース2で完全勝利も王者に届かず。中須賀が逆転で9度目のタイトル決める/全日本ロード第8戦鈴鹿

 全日本ロードレース選手権JSB1000クラスは11月3日、鈴鹿サーキットで第8戦の決勝レース2が行われ、高橋巧(Team HRC)が優勝でポール・トゥ・ウイン。中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)は2位に入り、9度目のチャンピオンに輝いた。

 午前に行われたレース1ではランキングトップの高橋巧(Team HRC)が転倒を喫するというまさかの事態が発生。転倒した高橋巧は再スタートを切って追い上げ16位でフィニッシュしたものの、ランキング2番手の中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝したことでランキングトップから陥落した。その差は9ポイント差。

 前日のレース2予選でポールポジションを獲得したのは高橋巧。2番手は中須賀、3番手は野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)というフロントロウの並びになった。なお、岩戸亮介(Kawasaki Team GREEN)はレース1での転倒によるためか、グリッドにはつかなかった。

 決勝レース2はレース1よりも6周多い20周の争い。午前中に行われたレース1の天候は快晴だったが、午後になると厚い雲がサーキットを覆い肌寒い気候に。手元の計測で気温14度、路面温度17度のドライコンディションで15時20分にチャンピオン決定戦となるレース2がスタートした。

全日本ロードレース第8戦鈴鹿レース2のスタートシーン
全日本ロードレース第8戦鈴鹿レース2のスタートシーン

 スタートでホールショットを奪ったのは高橋巧。4番手スタートの水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)が2番手に浮上。以下、中須賀、野左根、秋吉耕佑(au・テルル MotoUP RT)の順で1コーナーを抜いけていく。

 S字コーナーに入ると5番手の秋吉が中須賀と野佐根をパス。デグナーカーブに入る前には水野もかわして一気に2番手に浮上した。

全日本ロードレース第8戦鈴鹿レース2の序盤で2番手に上がった秋吉耕佑(au・テルル MotoUP RT)
全日本ロードレース第8戦鈴鹿レース2の序盤で2番手に上がった秋吉耕佑(au・テルル MotoUP RT)

 高橋巧は秋吉に1秒以上の差をつけて1周目を終えると、その後もハイペースを維持して独走態勢を築こうとする。


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