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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.11.27 17:26
更新日: 2019.11.27 18:08

MotoGPへレステスト最終日は王者マルケスがトップ。最速はヤマハのビニャーレス

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MotoGP | MotoGPへレステスト最終日は王者マルケスがトップ。最速はヤマハのビニャーレス

 11月26日、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われていたMotoGPクラスのオフィシャルテストは2日間の日程を終了した。2日目はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)がトップタイムをマークした。

 2日目のへレステストは昼過ぎから雨となり、ほとんどのライダーが早めに走行を切り上げた。2日目にトップタイムを記録したのはマルケスはトータル14周を回り、3周目に記録した1分37秒820でトップとなった。

 マルケスは2日間総合では、2日目に記録したタイムで2番手でテストを終えたが、初日の転倒の影響でシーズン終盤に抱えていた右肩の脱臼ぐせが悪化。このため、右肩の手術を受ける予定で、明日にはバルセロナの病院で診断を受ける。マルケスは2018年末にも、同じような左肩の脱臼ぐせを治す手術を受けている。

へレス・サーキットに登場したスズキライダー
へレス・サーキットに登場したスズキライダー

 2日目2番手となったのは1分37秒837でアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)、3番手に1分37秒959でジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)とスズキ勢が続いた。リンスは24周、ミルは12周を周回。2日間総合ではリンスが3番手、ミルが5番手でテストを完了した。

 初日トップのマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は15周を回って、9周目に記録した1分37秒964で4番手となったが、2日間総合では初日に記録したタイムでトップとなりテストを完了。バレンシアテストに続いて、2連続総合トップでシーズンを締めくくった。

へレステストを総合トップとなったマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
へレステストを総合トップとなったマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

 2日目5番手は、1分37秒973でファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)。クアルタラロも初日のベストを更新することはできなかったが、2日間総合4番手と好調なままMotoGPクラス1年目のシーズンを終了した。

 6番手に1分37秒986でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ・チーム)、7番手に1分38秒100でフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、8番手に1分38秒113でジャック・ミラー(プラマック・レーシング)、9番手に1分38秒211でポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)の順で続き、2日間総合でも同じ順となった。

 バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)はトータル33周を回り、10周目に記録した1分38秒352で10番手、2日間総合では11番手でテストを終えた。

バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

 ルーキーのアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)はMotoGPマシンでは初のウエット走行も含めて、36周を走り込み、4周目に記録した1分39秒224で17番手に。2日間総合でも17番手でテストを終えた。同じくルーキーのイケル・レクオーナ(レッドブルKTMテック3)は1分39秒880で20番手、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が1分39秒943で22番手、アビンティア・レーシングから初のMotoGPテストに参加したエリック・グラナド(レアーレ・アビンティア・レーシング)は1分49秒921で23番手となった。

 初日は走らなかったKTMのテストライダー、ダニ・ペドロサ(レッドブルKTMテック3)は11周を回り、1分39秒594で18番手でテストを終えている。

 これで2019年内のMotoGPクラスのテストは終了。次回のテストは、年明け2月のセパンオフィシャルテストとなる。MotoGPへレステスト2日目と総合タイム結果は以下の通り。


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