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 FIMは12月17日、2019年FIMアンチ・ドーピング規則7.9.1にしたがってMotoGPに参戦しているイタリア人ライダーのアンドレア・イアンノーネに出場停止処分を下したと発表した。

 FIMは12月3日に行われたMotoGP第18戦セパンで、通常の手順としてイアンノーネからドーピング検査のために尿サンプルを取得。これをドイツにある世界ドーピング防止機構(WADA)の研究所に送って検査が行われた。

MotoGPバレンシアテスト アンドレア・イアンノーネ
MotoGPバレンシアテスト アンドレア・イアンノーネ

 この検査の結果、イアンノーネのサンプルからタンパク同化ステロイド(アナボリックステロイド)の陽性反応が出たため、FIMは規則に従い、暫定的にイアンノーネの参戦資格を2019年12月17日付けで停止した。この結果、イアンノーネはFIMからさらなる公表が行われない限り、一切のバイクレースやプロライダーとしての活動を行うことができなくなった。

 なお、イアンノーネには追加でBサンプルを提出し、再検査を受ける権利があるほか、規則に従い出場停止処分の解除を要求する権利もある。

 イアンノーネは2005年にロードレース世界選手権125ccクラスでデビューし、2013年に最高峰クラス昇格。ドゥカティ、スズキのファクトリーチームを経て2019年からはアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニでMotoGPを戦いランキング16位でシーズンを終えている。

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