2月2日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでスタートしたMotoGPシェイクダウンテスト。3日の2日目テストもスコールはなく、厳しい暑さの中で各ライダーはテストメニューをこなしていった。
2日目もKTMテストライダーのダニ・ペドロサが速さを見せた。真っ先に1分59秒台に突入すると1分59秒841でトップタイム。2番手にKTMのレギュラーライダーであるポル・エスパルガロが1分59秒972で続きKTMファクトリーがワン・ツー。
3番手にルーキーのアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が2分00秒270で続いた。4日はレプソルホンダの発表会がインドネシア・ジャカルタで行われるためシェイクダウンテストは、この日までで切り上げた。
4番手に2年目のミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMテック3)が2分00秒695、5番手にドゥカティテストライダーのミケーレ・ピロがオリベイラと同タイムの2分00秒695、6番手にホンダテストライダーのステファン・ブラドルが2分00秒649、7番手にスズキテストライダーのシルバン・ギュントーリが2分10秒125、8番手にアプリリアのブラッドリー・スミスが2分01秒240、9番手にルーキーのイケル・レクオーナが2分01秒946、10番手に、この日、午後からYZR-M1で走り始めた中須賀克行が2分02秒713、11番手にロレンツォ・サバドーリが2分03秒606と続いた。
ヤマハのJSB1000勢では、野左根航汰が2分02秒991でトップ。中須賀が2分03秒5、前田恵助はマシントラブルが解決せず2分06秒3がベスト。アジアロードレース選手権ASB1000のブロック・パークスは、2分05秒6、伊藤勇樹は2分06秒3だった。
この日、ホルヘ・ロレンソは、シート合わせを行い、いよいよ4日に2016年の最終戦以来となるヤマハYZR-M1をライディングすることになる。どんな走りを見せるか世界中の注目を集めることになりそうだ。