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MotoGP ニュース

投稿日: 2020.02.07 16:09
更新日: 2020.02.07 19:39

ヤマハ、2020年の主要チームの体制発表。全日本ロードJSB1000は中須賀、野左根のラインアップ

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MotoGP | ヤマハ、2020年の主要チームの体制発表。全日本ロードJSB1000は中須賀、野左根のラインアップ

 2月7日、ヤマハ発動機株式会社は、2020年シーズンを戦う国内外レースの体制を発表した。MotoGP、SBKは既報の通りだが、全日本ロードレース選手権のライダーラインアップなどが新たにアナウンスされた。

 ロードレース世界選手権MotoGPは、既報のとおりファクトリーチームのモンスターエナジー・ヤマハMotoGPはマーベリック・ビニャーレス、バレンティーノ・ロッシを擁し、サテライトチームのペトロナス・ヤマハSRTは、ファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリが2020年シーズンを戦う。

2020MotoGP体制発表を行ったマーベリック・ビニャーレス、バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2020MotoGP体制発表を行ったマーベリック・ビニャーレス、バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

 スーパーバイク世界選手権(SBK)は、『パタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチーム』からマイケル・ファン・デル・マークとトプラク・ラズガットリオグルが参戦。

『GRTヤマハ・ワールドSBKジュニアチーム』からは、2019年のスーパースポーツ世界選手権(WSS)ランキング2位のフェデリコ・カリカスロ、MotoAmericaのスーパーバイクでランキング3位となったギャレット・ガーロフの新体制で臨む。

マイケル・ファン・デル・マーク、トプラク・ラズガットリオグル(パタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチーム)
マイケル・ファン・デル・マーク、トプラク・ラズガットリオグル(パタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチーム)

 全日本ロードレース選手権には、JSB1000クラスに『YAMAHA FACTORY RACING TEAM』とユースチームの『YAMALUBE RACING TEAM』が参戦。

 ファクトリーチームからは、2019年のJSB1000で通算9度目のチャンピオンに輝いた中須賀克行と、11度の表彰台で自己最高のランキング3位となった野左根航汰が、ファクトリー仕様の『ヤマハYZF-R1』で参戦。中須賀はV10、野左根は初のチャンピオンを目指して戦っていく。

中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

 若手育成を担うユースチームでは、2019年のJSB1000でランキング10位、今年で3年目となる前田恵助が2020年型のヤマハYZF-R1で飛躍を目指す。

 また2019年から始まったアジアロードレース選手権(ARRC)の、ASB1000クラスにはチームチャンピオンとなった「ヤマハ・レーシングチーム・アセアン」が参戦。ライダーは、優勝3回などの活躍でランキング2位となったブロック・パークスと6度の表彰台でランキング5位となった伊藤勇樹が継続となる。

 モトクロス世界選手権の最高峰クラスとなるMXGPには、『モンスターエナジー・ヤマハ・ファクトリー MXGP』から、2019年、ランキング2位を獲得したジェレミー・シーワーに加え、ランキング4位のゴーティエ・ポーリン、ランキング5位のアーヌー・トヌスという3人体制で参戦。マシンは2020年型の「YZ450F」を使用し、2015年以来となるチャンピオンを目指す。

 全日本モトクロス選手権は、最高峰のIA1にファクトリーチームが復活。『ヤマハ・ファクトリー・レーシングチーム』から、2016年から4年間にわたりAMAモトクロスの450MXに参戦してきた富田俊樹と、2017年にIA2のチャンピオンを獲得、2018年から2年間、同250MXに参戦してきた渡辺祐介が参戦する。マシンは2020型『YZ450F』をベースにモディファイしたファクトリーマシン『YZ450FM』とし、2011年以来のIA1チャンピオン獲得に挑む。

 全日本トライアル選手権は、最高峰のIAスーパーに『ヤマハ・ファクトリー・レーシングチーム』から、2019年のランキング3位となった黒山健一がファクトリーマシンの『TYS250Fi』で参戦。また同クラスに『チーム・FwO with・ヤマルーブ』からランキング2位の野崎史高、『ビクトリー』からランキング8位となった久岡孝二が、それぞれ『TYS250Fi』で参戦する。

 発表された2020年主要ヤマハチームの体制は以下の通りだ。


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