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MotoGP ニュース

投稿日: 2020.02.27 11:20
更新日: 2021.11.24 08:02

SBK:開幕前に知っておきたい基礎知識「2020年シーズン各マシンのエンジン上限回転数は?」

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MotoGP | SBK:開幕前に知っておきたい基礎知識「2020年シーズン各マシンのエンジン上限回転数は?」

 2月28日~3月1日にオーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで2020年シーズンの開幕戦を迎える、スーパーバイク世界選手権(SBK)。開幕戦直前に、SBKのおおまかなレースウイークの流れや2020年シーズンの回転数上限について、確認しておこう。

 2020年シーズンのSBKは、開幕戦オーストラリアラウンドを皮切りに10月の最終戦アルゼンチンラウンドまで、全13戦の開催が予定されている。

 今季はトップライダーたちがシャッフルされ、チャンピオンのジョナサン・レイを擁するカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKにはアレックス・ロウズが加入。空いたパタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチームの一席にはトプラク・ラズガットリオグルが収まり、Aruba.it レーシング-ドゥカティはブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)からコンバートしたスコット・レディングが加わった。

 また、ホンダの18年ぶりワークス体制での参戦も、大きく注目を集めている。ホンダのファクトリーチームであるTeam HRCのライダーには、2019年シーズン、MotoGPからSBKに戦いの場を移してランキング2位を獲得したアルバロ・バウティスタ、そしてカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKから移籍したレオン・ハスラムが起用された。サテライトチームのMIE Racing Althea Honda Teamからは、全日本ロードレース選手権でホンダのエースとして活躍を収めてきた高橋巧が参戦する。

ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)
ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)
高橋巧(MIE Racing Althea Honda Team)
高橋巧(MIE Racing Althea Honda Team)

■市販車ベースのSBKマシン

 SBKはどんなマシンで争われているのか。基本をおさらいしてみよう。SBKを戦うマシンは、市販車をベースにしたもの。排気量の定めは気筒数によって違っていて、4ストローク3気筒または4気筒マシンの場合、排気量は750ccから1000cc、2気筒の場合は850ccから1200ccとなっている。

 2020年の参戦マシンについて具体的に見ていくと主に、カワサキはZX-10RR、ドゥカティはパニガーレV4 R、ヤマハはマイナーチェンジされた2020年型YZF-R1、BMWはBMW S1000RR。そしてホンダは、2019年のEICMAでお披露目されたCBR1000RR-R Fireblade SPでの参戦だ。

CBR1000RR-R Fireblade SPを走らせるレオン・ハスラム(Team HRC)
CBR1000RR-R Fireblade SPを走らせるレオン・ハスラム(Team HRC)

■2020年シーズンのエンジン上限回転数について


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