MotoGP：新型コロナの影響でアメリカズGPも延期。最高峰クラスは4月19日のアルゼンチンGPで開幕

　2輪ロードレースの最高峰、MotoGPを運営するドルナスポーツは3月10日、アメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで4月3～5日に開催予定だったアメリカズGPの開催延期を決定し、同大会を11月13～15日に開催すると発表した。

　今回の決定は感染拡大が続いている新型コロナウイルスの状況を踏まえたもの。FIMとIRTA、ドルナスポーツによる話し合いの結果、決断された。

　MotoGPはすでにシーズン開幕を迎えているが第1戦カタールGPでは最高峰のMotoGPクラスは開催中止。下位クラスのMoto2、Moto3だけが実施された。

　また、新型コロナウイルスの影響で当初は第2戦に組み込まれていたタイGPも開催延期がすでに決まっていたため、当初第3戦だったアメリカズGPでMotoGPクラス初戦を迎えるはずだった。

　しかし、今回の開催延期によりMotoGPクラスのシーズン開幕はまたも先送りとなり、シーズン開幕前のカレンダーでは第4戦に組み込まれていた4月19日決勝のアルゼンチンGPで初戦を迎えることになる。

　延期されたアメリカズGPは11月13～15日の第19戦に組み込まれ、この影響で同週に開催予定だった第20戦バレンシアGPは11月20～22日開催へと1週間後ろ倒しされている。

■2020年MotoGP開催スケジュール（3月10日発表時点）