3月16日、イタリアのオートバイメーカーであるドゥカティは、3月13～18日まで生産ラインを停止していたが、3月25日まで延長することを発表。また、同日にヤマハ・モーター・ヨーロッパは新型コロナウイルスのパンデミックにより、イタリアとフランスのふたつの施設での生産を3月22日まで一時的に停止したことを発表した。
ドゥカティは2月24日にイタリアで新型コロナウイルスの警戒が強くなったことで、従業員の健康チェックや働き方を変更していた。
そして3月13～18日まで生産ラインを停止して、組み立てを行う人数を半減させる対策に取り組んできたが、3月25日まで生産ラインの停止を延長することが決まった。
ヤマハは、イタリアのボローニャにある二輪車用エンジンの生産を行っているモトーリ・ミナレリ社とフランスのサン＝カンタンで完成車を組み立てるMBKインダストリー社の工場での生産を、現時点で3月22日まで停止したことを明かした。
このふたつの施設を閉鎖した決定は、新型コロナウイルスの感染拡大により現地政府が対策をしたことが要因となる。イタリアでは現在、全土で移動を禁止、店舗の閉店などの措置もとられている。
