BMWは4月20日、アドベンチャースポーツモデル『新型S1000XR』を国内のBMW Motorrad正規ディーラーにおいて、4月27日より販売を開始すると発表した。
スポーティさと快適な長距離走行性能を両立する新型S1000XRは、フレックス・フレームを採用したことでボディがスリム化し、フレームおよびスイングアームは先代モデルより2.1kg軽量化されている。
最新の電子制御も充実しており、サスペンションやABS Pro、トラクションコントロールなどが備えられている。また、『Rain』、『Road』、『Dynamic』といった走行モードを選択することができ、電子制御を個別に設定可能な『Dynamic Pro』が初めて採用された。
搭載されるのは、スーパースポーツのS1000RRのエンジンをベースに開発された999ccの水冷並列4気筒エンジンだ。ギア比を最適化することで、幅広い回転域でより快適な乗り心地が実現され、最高出力は165馬力／11,000rpm、最大トルクは114Nm／9,250rpmを発揮する。
カラーバリエーションは『レーシングレッド・ユニ／ホワイトアルミニウム メタリックマット』と『アイスグレー・ユニ』2種類が用意されている。
グレードは3種から選択でき、メーカー希望小売価格は『S1000XRベース』が198万円1000円（消費税10%込）、『S1000XRプレミアム スタンダード』と『S1000XRプレミアムライン』が226万3000円（消費税10%込）となる。
