レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2020.06.12 16:23
更新日: 2020.06.12 16:25

MotoGP:ドルナCEO、改訂版スケジュールについて説明「欧州以外では観客を入れる必要がある。開催は7月末までに決定」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | MotoGP:ドルナCEO、改訂版スケジュールについて説明「欧州以外では観客を入れる必要がある。開催は7月末までに決定」

 6月11日、ドルナスポーツの最高経営責任者であるカルメロ・エスペレータ氏は、MotoGP公式ウェブサイトのインタビューに答え、ロードレース世界選手権MotoGPシリーズの2020年シーズン改訂版スケジュールが発表されたことやヨーロッパ外の日程が明らかになっていない後半4戦に関して説明した。

■改訂版カレンダーについて
「我々やプロモーター側としては大変な作業だったが、ようやく可能性を見出すことができた。規則が承認されると、このカレンダーを提案できる。何度か1週間ごとにレースを繰り返すサーキットが連続する。これは移動と規則の維持が容易であるためであるが、1レースしか開催しない場合もある」

「パンデミックの問題に陥ったとき、13レースを行うことができ、それからヨーロッパ外で開催することができるのであれば、興味深いことだと考えた。ヨーロッパ以外でのレースは7月末までに開催が可能であるか確認する必要がある。それから、メーカーやチームとの合意は12月13日までに選手権を終了することだ」

「つまり、ヨーロッパ以外での候補地(アメリカズGP、アルゼンチンGP、タイGP、マレーシアGP)で、すべてのレースを開催することが可能であれば、どのレースを行うかを決定する必要がある。これは提案としてカレンダーに入れており、遅くとも7月末までに決定する予定だ」

■最後の4レースについては当局からの許可を待っているのか
「以前にもコメントしたが、ヨーロッパ以外でレースを行うには観客を入れる必要があるため待たなければならない。アメリカ、アルゼンチン、タイ、マレーシアなどでの健康対策の進展を待ち望んでおり、カレンダーに含めることができるか確かめていく」

■マレーシアでシーズンが終了する可能性について
「様子を見よう。それは可能ではあるが、ヨーロッパ以外のすべてのレースは未定であるため正確にはわからない。ヨーロッパ以外のレースが開催されない場合、チャンピオンシップは例年通りバレンシアで終了する。そうでない場合はどこでレースができるかによって異なるが、マレーシアはひとつの可能性にすぎない」

■レースに参加するための規則についてほかに何が言えるのか
「規則は我々が抱えているなかで最も難しいものだ。全員にそれを提示した。状況が改善する場合はいくつかの変更を加える可能性があり、常に当局と一致しているが、提示しているものが現時点での規則だ。これはチームからFIMまでチャンピオンシップの開始から使用するものだ。

■MotoEのカレンダーも同時に発表されたことについて
「ヘレスで2回、ミサノで2回、フランスで1回の5ラウンドが行われる。ミサノの第2ラウンドとル・マンでは2レースが実施される」

■パドックへのメッセージ
「全員にとって最高のシーズンになることを願っている。最も重要なことは誰もが健康を管理することであり、いつものようにクラッシュのないハッピーなシーズンになることを祈っている」


関連のニュース