ドルナスポーツは7月10日、1999年からオフィシャルスポンサーとしてMotoGPにオフィシャルカーを供給するBMWの研究開発部門である『BMW M GmbH』との間で、8月21～23日にオーストリアのレッドブル・リンクで開催される第6戦スティリアGPのタイトルスポンサーに関して合意したことを発表した。
8月21～23日にレッドブル・リンクでの2戦目として『BMW M Grand Prix of Styria』のグランプリ名で行われる第6戦スティリアGP。MotoGPにセーフティカーやセーフティバイクなどのオフィシャルカーを供給する『BMW M GmbH』がグランプリのタイトルスポンサーとして初めて支援することになった。
また、最高峰のMotoGPクラスで優勝したライダーには、この秋に発表される予定の2021年モデル『BMW M4』が贈呈されることになった。優勝者に特別賞与が提供されることは、1949年に始まったチャンピオンシップで初めてのことになる。
BMW Mのマーカス・フラシュ代表は「特にこのような時に、素晴らしいグランプリカレンダーをアシスとすることは容易ではない。ドルナスポーツは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。私はこの機会にチームを代表して心から感謝を伝えたいと思う」と以下のようにコメントした。
「50年ほど前に、BMW M GmbHはBMWのモータースポーツ部門として設立された。レースは我々の遺伝子の中にあり、成功の歴史の重要な部分だ。これを本当に誇りに思っている」
「ドルナとの長年のパートナーであり、タイトルスポンサーとして働くことは合理的なステップとなる。しかし、レッドブル・リンクでのスティリアGPにBMW Mの名前をつけるだけではない。秋に世界デビューを果たす予定のBMW M4をで優勝者を表彰する」
「そしてファンのために楽しみにすべき見どころをもうひとつ用意している。新型BMW M4に加えて、ロードバージョンから派生したレーシングカーのBMW M4 GT3を初公開する」
