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MotoGP ニュース

投稿日: 2020.07.17 07:07
更新日: 2020.08.21 18:40

MotoGP:クアルタラロ、ペナルティ決定に控訴も覆らず。第2戦スペインGPのFP1序盤20分は出走禁止に

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MotoGP | MotoGP:クアルタラロ、ペナルティ決定に控訴も覆らず。第2戦スペインGPのFP1序盤20分は出走禁止に

 MotoGPクラスに参戦しているファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)は、プライベートテストでレギュレーション違反を犯したとして、7月15日にFIM MotoGPスチュワードからペナルティが科されることが決定。しかし、クアルタラロはこれに対して控訴するも判決は覆らず、第2戦スペインGPのFP1(フリー走行1回目)の序盤20分は走行できないペナルティを受けることが翌16日に正式決定した。

 クアルタラロは新型コロナウイルスの影響で2020年シーズンが中断されていた6月18~19日にポール・リカール・サーキットでプライベートテストを実施。市販バイクのヤマハYZF-R1を走らせたが、レギュレーションで禁止されているパーツを装着して走行を行ったようだ。

 それがFIM世界選手権ロードレースグランプリ規則の第1.15.1条c)にあるプラクティスおよびテスト規制に準拠しない仕様のバイクと見なされた。

ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)
ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)

 FIM(国際モーターサイクリズム連盟)はこの通知を受け、関係者からのヒアリングと詳細を調査。7月15日にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでクアルタラロを呼び出して、ヒアリングを行うと提示された事実を認めたという。

 FIM MotoGPスチュワードはこの違反が意図的でなかったという説明を受け入れたが、グランプリ規則第1.15.1条に違反していることは事実だとして、グランプリ規則第3.5.5条に従いクアルタラロにペナルティを科した。

 クアルタラロはこの決定に対して控訴した。しかし、判決は覆らず7月16日にクアルタラロが第2戦スペインGPでFP1の最初の20分は出走禁止になることが正式に決定した。


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