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MotoGP ニュース

投稿日: 2020.07.28 17:41
更新日: 2020.07.28 17:42

ヤマハのロッシ「本当に長い戦いだった。表彰台は最高の気分」/MotoGP第3戦アンダルシアGP決勝コメント

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MotoGP | ヤマハのロッシ「本当に長い戦いだった。表彰台は最高の気分」/MotoGP第3戦アンダルシアGP決勝コメント

 7月26日にスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われたMotoGP第3戦アンダルシアGPの決勝レースを終え、ホンダ、ヤマハ、スズキ、ドゥカティのファクトリーライダーがレースを振り返った。

■チーム・スズキ・エクスター

●アレックス・リンス
「決勝を走り切れたなんて本当に信じられないよ。スタート前グリッドに並んでいる時にすでに痛みがあったし、正直完走は難しいと思っていた。スタートはかなりうまく行ったんだけど、周回を重ねる毎に痛みがどんどん酷くなっていって、ラスト7周を迎えた時には、もうこれ以上は絶対に無理だと思ったんだ」

「でも今日決勝に出るために自分自身が頑張ってきたことや、それを可能にするために一緒に努力してくれたチームや医師達のことを考えたらどうしても諦めるわけにはいかなかった。本当に辛いレースだったけど、10位で完走できたことはまるで奇跡のようさ。これからまたリハビリを続けて、ブルノには少しでも良い状態で臨めるよう全力を尽くすよ」

●ジョアン・ミル
「今日は納得のいくレースができたし、チームの皆に感謝しているよ。レース中アクシデントやトラブルでリタイヤするライダーが多かったし、セカンドグループとのギャップもそんなに開いていなかったから、ひょっとしたら表彰台もいけるんじゃないかと思って最後までプッシュしたんだけど、残念ながらあと一歩で届かなかった」

「でもその差はわずか1.5秒だったし、路面温度が高い厳しいコンディションの中で良いパフォーマンスができて満足しているよ。先週末の決勝で序盤に転倒してしまったからデータがなくて不安もあったけど、チームの努力のお陰で長くて厳しいレースを安定した良いペースで走れたよ」

■ドゥカティ・チーム

●アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「ヘレスでの2週間はタフなレースとなったが、良い面に目を向ければ、今後の分析に役立つ貴重な情報を収集することができた。午前中のウォームアップでは良いリズムで走ることができたが、午後になってコンディションが変化した。また、決勝レースでは、最初のラップから、コーナーの途中でブレーキを離すとフロントのグリップが感じられなくなるという問題に悩まされた」

「今週末に、このような症状が出たことは1度もなかった。そのため、あまり無理をせず、リスクを冒さずにポジションを維持することに集中した。予選の順位がもう少し良ければ、もっと上位でフィニッシュできていたかもしれない。この2週間で得られたデータをすべて分析して、次戦のブルノに臨みたい」

●ダニロ・ペトルッチ
「今日は、もっと良い結果が出せると思っていたので残念だ。リスキーな走り方はしていなかったので、クラッシュするとは思わなかった。おそらく、バトルをし過ぎて、タイヤがすでに摩耗していたのだと思う。ドヴィツィオーゾを追いかけているときに、ターン2で突然クラッシュしてしまった」

「今の目標は、トップグループで戦うための戦闘力を取り戻すことだ。次のサーキットは、ドゥカティのマシン特性にとって、このサーキットよりも少し有利なので、上位を狙いたい」


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