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MotoGP ニュース

投稿日: 2016.10.30 19:41

MotoGP第17戦マレーシアGP 決勝:ドビジオーゾが7年ぶりの優勝。今季9人目のウイナー

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MotoGP | MotoGP第17戦マレーシアGP 決勝:ドビジオーゾが7年ぶりの優勝。今季9人目のウイナー

 MotoGP第17戦マレーシアGP、MotoGPクラスは、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで決勝レースを行い、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースはスタート直前に雨のためディレイ。一度グリッドについたものの、スタート進行がやり直しとなり、20周から19周に減算されて、ウエット宣言でスタートした。

 1周目をトップで戻って来たのはバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)。しかし、2周目の12コーナーでアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)がトップに浮上する。序盤はイアンノーネとロッシがトップを争い、ドビジオーゾ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、カル・クロッチロウ(LCRホンダ)、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)の6人がトップ集団を形成。

 5周目の1コーナーでロッシがトップを奪うが、同じ周の最終コーナーでイアンノーネがトップを奪い返す。イアンノーネはレース中盤の10周目までトップをキープするが、11周目の9コーナーでロッシがトップに浮上。トップ集団の中では、12周目の1コーナーでクロッチロウが転倒しリタイア、同じ周の11コーナーではマルケスが転倒を喫してしまう。マルケスはすぐに再スタートを切った。

 イアンノーネとロッシのトップ争いは、13周目の9コーナーでイアンノーネが転倒リタイアに終わり決着。これでトップ争いはロッシとドビジオーゾとなるが、ロッシは終盤に入った15周目の1コーナーでラインを外し、そのインをついてドビジオーゾがトップに浮上。15周終了時点のコントロールライン上でのドビジオーゾとロッシの差は約2秒に広がり、ドビジオーゾがそのままリードを広げて、トップでチェッカーを受けた。

 ドビジオーゾにとってMotoGPクラス2勝目、2009年のイギリスGP以来の勝利となり、今シーズンのMotoGPクラスで9人目のウイナーとなった。ドゥカティにとってはオーストリアGP以来となるシーズン2勝目となる。

 ロッシはそのまま2位でゴールし、イタリア人ライダーがワンツーフィニッシュ。ロレンソは序盤の内にトップ集団から脱落していたが、上位の相次ぐ脱落により、3位表彰台を獲得した。

 チームメイト同士の争いとなった4位争いをエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が制し、ロリス・バズ(アビンティアレーシング)が5位に入賞。マーベリック・ビニャーレス(スズキ)はスタート直後からペースが上がらず、6位でゴールとなった。

 7位にアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、8位にジャック・ミラー(マークVDS)、9位にポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)、10位にダニロ・ペトルッチ(プラマック)が入賞。

 転倒後、再スタートしたマルケスは11位でゴール。ユージン・ラバティ(アスパー・チーム)が12位、アレイシ・エスパルガロ(スズキ)が13位、ブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)が14位、スコット・レディング(プラマック)が15位に入賞した。

 代役参戦の青山 博一(レプソル・ホンダ)は16位でチェッカー。ステファン・ブラドル(アプリリア)は10周目の1コーナーで転倒、再スタートして17位でゴール。ティト・ラバット(マークVDS)が18位に続いた。ヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)はリタイアに終わった。


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