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MotoGP ニュース

投稿日: 2020.09.11 22:20
更新日: 2020.09.11 22:22

MotoGP第7戦:クアルタラロがトップタイム。初日総合はトップ3をヤマハ勢が占める

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MotoGP | MotoGP第7戦:クアルタラロがトップタイム。初日総合はトップ3をヤマハ勢が占める

 MotoGP第7戦サンマリノGPの初日セッションがイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が初日総合トップタイムをマーク。2番手にマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、3番手にフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)がつけてトップ3をヤマハ勢が占めた。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は12番手で初日を終えている。

 今大会もマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は欠場となり、代役としてステファン・ブラドルがエントリー。一方、第4戦チェコGPのフリー走行1回目での転倒により右足を骨折して手術を受け、第6戦まで欠場が続いていたフランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)が復帰。カル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)は先週末に右腕腕上がりの手術を受けたが、メディカルチェックをパスし、サンマリノGPに参戦する。

 また、第2戦から第6戦まで無観客で行われていたMotoGPは、このサンマリノGPでは各日1万人に制限しての観客が受け入れられ、MotoGPクラスとしては2020年シーズンで初めてファンの前でレースウイークを迎えた。

 フリー走行1回目は気温27度、路面状況24度のドライコンディションでスタート。序盤にトップに立っていたのはポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)だったが、セッション開始10分過ぎにマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がトップタイムをマーク。セッション中盤にはそのビニャーレスのタイムをファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が上回った。

 残り時間5分を切ると、クアルタラロは自身のトップタイムをさらに更新。しかしビニャーレスが再びトップに浮上する。さらに3番手にはアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)がつける。

 ビニャーレスとクアルタラロは最後のアタックでもさらにタイムを更新。ビニャーレスは1分32秒198を記録して、トップでこのセッションを終えた。クアルタラロは最後のタイム更新でビニャーレスに及ばなかったものの、0.55秒差の2番手。3番手はエスパルガロ兄がキープした。

 4番手はヨハン・ザルコ(エスポンソラーマ・レーシング)。さらに5番手にブラッドリー・スミス(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)がつけ、アプリリアのふたりがトップ5に入っている。

 ホンダ勢としてはクラッチローの8番手が最上位で、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は10番手。中上はセッションを通じて上位に浮上できずに終わった。

■FP2:クアルタラロがトップタイムをマーク


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