10月17日、2020年SBK第8戦エストリル(ポルトガル)の決勝レース1がエストリル・サーキットで行われ、トプラク・ラズガットリオグル(パタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチーム)が優勝を飾った。2位はチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)、3位はギャレット・ガーロフ(GRTヤマハ・ワールドSBKジュニアチーム)が入っている。
チャンピオンシップポイントはSBK第7戦フランスラウンド終了時点でジョナサン・レイが340ポイント、スコット・レディングが281ポイントであり、最終戦エストリルで最大62ポイントを稼ぐことができるためレディングが逆転王者になる可能性があった。
しかし、レディングはレース1でマシントラブルを起こしたことからノーポイントリタイアに終わり、4位フィニッシュしたレイが353ポイントを稼いで、史上初となる6度目のSBKチャンピオンに輝いた。
■2020年SBK第8戦エストリル(ポルトガル)レース1順位結果(21周)
路面:ドライ
Pos. | No. | Rider | Team/Machine | Time/Gap |
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1 | 54 | T.ラズガットリオグル | パタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチーム(ヤマハYZF-R1) | 34’13.229 |
2 | 7 | C.デイビス | Aruba.it レーシング-ドゥカティ(ドゥカティ パニガーレV4 R) | + 3.039 |
3 | 31 | G.ガーロフ | GRTヤマハ・ワールドSBKジュニアチーム(ヤマハYZF-R1) | + 4.220 |
4 | 1 | J.レイ | カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK(カワサキZX-10RR) | + 9.645 |
5 | 91 | L.ハスラム | Team HRC(ホンダCBR1000RR-R) | + 15.732 |
6 | 22 | A.ロウズ | カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK(カワサキZX-10RR) | + 15.926 |
7 | 21 | M.ルーベン・リナルディ | チーム・ゴーイレブン(ドゥカティ パニガーレV4 R) | + 16.205 |
8 | 12 | X.フォレズ | カワサキ・プセッティレーシング(カワサキZX-10RR) | + 17.842 |
9 | 76 | L.バズ | テンケイト・レーシング・ヤマハ(ヤマハYZF-R1) | + 18.035 |
10 | 66 | T.サイクス | BMWモトラッド・ワールドSBKチーム(BMW S1000RR) | + 18.404 |
11 | 94 | J.フォルガー | ボノバ・アクション by MGM・レーシング(ヤマハYZF-R1) | + 20.834 |
12 | 50 | E.ラバティ | BMWモトラッド・ワールドSBKチーム(BMW S1000RR) | + 30.026 |
13 | 36 | L.メルカード | モトコルセ・レーシング(ドゥカティ パニガーレV4 R) | + 31.886 |
14 | 13 | 高橋巧 | MIEレーシング・ホンダ・チーム(ホンダCBR1000RR-R) | + 47.164 |
15 | 51 | G.グラナド | MIEレーシング・ホンダ・チーム(ホンダCBR1000RR-R) | + 48.801 |
16 | 32 | M.モライス | ORELAC Racing VERDNATURA(カワサキZX-10RR) | + 56.970 |
17 | 19 | A.バウティスタ | Team HRC(ホンダCBR1000RR-R) | + 1’32.677 |
18 | 84 | C.クレッソン | OUTDOカワサキTPR(カワサキZX-10RR) | 1Lap |
RT | 64 | F.カリカスロ | GRTヤマハ・ワールドSBKジュニアチーム(ヤマハYZF-R1) | 9Laps(リタイア) |
RT | 60 | M.ファン・デル・マーク | パタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチーム(ヤマハYZF-R1) | 14Laps(リタイア) |
RT | 45 | S.レディング | Aruba.it レーシング-ドゥカティ(ドゥカティ パニガーレV4 R) | 16Laps(リタイア) |
RT | 71 | M.フェラーリ | モトコルセ・レーシング(ドゥカティ パニガーレV4 R) | 19Laps(リタイア) |