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MotoGP ニュース

投稿日: 2020.11.08 10:15
更新日: 2020.11.08 11:05

2020年2度目のポール獲得のP.エスパルガロ「転倒のリスクがあるなかでポールを獲得できた」/MotoGP第13戦予選トップ3コメント

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MotoGP | 2020年2度目のポール獲得のP.エスパルガロ「転倒のリスクがあるなかでポールを獲得できた」/MotoGP第13戦予選トップ3コメント

 MotoGP第13戦ヨーロッパGPの予選がスペイン・バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、MotoGPクラスでフロントロウを獲得したポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)、アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が会見に出席。予選を振り返り、ドライコンディションが見込まれる決勝レースへの展望を語った。

■ポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)/予選:ポールポジション

2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGP ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)
2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGP ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)

「フィーリングはすごくいい。クラッシュのリスクもあったわけだけど、特にこうしたコンディションでポールポジションを獲得できた。それに、今回は3戦連続でのレースだ。Q1を見ていて、連続での3レースのリスクや、転倒で小さな怪我をする代償を考えていた。でも、ポールポジションを獲得できた。ところによっては緊張していたかもしれないけれど、こういうコンディションでは通常のことだ。とてもうれしいし、満足している。明日の天候がまだわからないにせよ、いいレースになるだろう」

「(結果とリスクのバランスについて)バランスというのはないよ。レースは残り3戦だ。この3レースですばらしいレースができれば、チャンピオンシップをいい形で終えるだろう。けれど、レースの終わりに最高のポジションにいようとすれば、たくさんのリスクをともなう。最初のコーナーから最後のコーナーまで、守りのレースはできない。残り3戦のうち、転倒するかもしれないけれどね」

「でも、僕はチャンピオンシップに戻ってきた。(最終戦の)ポルティマオではレースをしたことがないからわからないけれど、ここではチャンスがある。(バレンシアで連戦となる)来週も同じようでありたいね」

■アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)/予選:2番手

2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGP アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)
2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGP アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)

「もちろん、1列目からスタートできるのはとてもうれしい。予選では苦戦していたからね。でも、路面はとてもとても滑りやすくて、ほんの少しのラインだけがドライコンディションだった。僕たちはラッキーだったのだと思う。あっという間にクラッシュしたり、コースアウトしたりする状況だったから。いい仕事をした。リヤのグリップが足りなかったから、予選前にはバイクに小さな変更を加えたんだ」

「(ドライコンディションになるだろう決勝日は)明日のウオームアップセッションでの確認を待たないといけない。何ができて、どれを選択するのか。今年はドライコンディションでここを走っていないわけだから。レースは27周だ。最初から攻めていこうと思っているよ」

■中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/予選:3番手

2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2020年MotoGP第13戦ヨーロッパGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

「(前戦とは)状況はまったく違っています。サーキットも違いますし、状況も違う。でも、今週、ここまではどんなコンディションでも、とてもいい感じがあります。フロントロウを獲得できてとてもうれしいです」

「3番手になったことには驚きました。(Q2の)残り時間5分で自分が1番手だということはわかっていたのですが、残り2分で最終コーナーでクラッシュをしてしまったからです。それで、『ああ、終わった』と思いました。このコンディションで、もし最後まで走れていたら、おそらくタイムはもっと更新できただろうと思います。でも、ミスをしてクラッシュをしてしまいました。フロントロウは予想外でしたが、とてもうれしいです。」

「ご存知のように、(2019年は欠場、2018年はウエットコンディションでの決勝レースだったため)僕にはここのドライコンディションでのデータがありません。明日のウオームアップセッションではドライが試せるかもしれない。アレックス(・リンス)が言うように、タイヤがどのくらい持つのかなどつかまないといけません。今の時点ではわからないですからね。タイヤの持ちも、燃費も、電子制御についてもデータがないんです」

「でも幸い、昨年のマルク(・マルケス)のデータがあります。(マルクは昨年)ここバレンシアで勝っています。彼のデータを参考にできるでしょう。ウオームアップセッションでは、レースに向けて合わせていきますが、マルクのデータもあります」


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