[MotoGP] マルケスが2位表彰台でシーズンを締めくくる
2016年11月13日(日)・決勝
会場:バレンシア・サーキット
天候:晴れ 気温:22℃
コースコンディション:ドライ
観客:11万50人(3日間:20万2505人)
MotoGP レポート
2016年のシーズン最終戦となるバレンシアGPは、予選2番手から決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が2位でフィニッシュ。表彰台に立ってシーズンを締めくくりました。
マルケスは、スタート直後にクラッチに問題を抱えて7番手までポジションを落としました。しかし、その周回に5番手まで浮上。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)とセカンドグループを形成しました。
その後、着実にポジションを上げて、20周目にはセカンドグループを抜け出します。しかしその時点で、トップを走るホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に約5.4秒差。
それから猛烈に追い上げ、30周のレースを終えたときには、その差を1.1秒まで縮めました。惜しくも逆転優勝はなりませんでしたが、サーキットを埋め尽くした地元ファンを大いに喜ばせるレースとなりました。
この2位表彰台で、Hondaは2年ぶり22回目のコンストラクターズタイトルを獲得。50cc、125ccとMoto3クラス、250ccクラス、350ccクラスを含めて通算65回目のタイトル獲得を果たしました。
今年はマルケスが5勝を含む12度の表彰台に立ち、2年ぶり3回目のライダーズタイトルを獲得。RC213Vに乗るHonda勢は、9勝を含む、コンストラクターズランキングに有効な15度の表彰台を獲得し、タイトルを獲得しました。