MotoGP第2戦ドーハGPの予選がロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、ホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)がポールポジションを獲得した。ルーキーのマルティンは、第2戦にしてMotoGPクラスで初めてポールシッターとなった。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はQ1で6番手となり、16番手から決勝レースを迎える。
フリー走行3回目は強風と砂ぼこりにより路面状況が悪く、このためセッション中盤を過ぎてもピットにとどまったり、または数周走っただけでピットに戻ったライダーもいた。
タイムを確認すると、中盤にトップに立ったジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)が1分56秒450。前日のフリー走行2回目のタイムと比べても2秒以上の開きがあり、タイムの更新が難しい状況であることがうかがえる。
最終的にこのセッションをトップで終えたのはファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、2番手はアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)、3番手はミル。全ライダーが前日の自己ベストを更新しなかったため、フリー走行2回目の結果が予選Q1とQ2を分けることになった。
フリー走行4回目では、すべてのライダーが出走。ヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)がトップ、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が2番手で、3番手がミル、4番手にはクアルタラロ、5番手がフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)で、トップ5の3人のヤマハライダーが入った。