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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.04.16 23:20
更新日: 2021.04.17 02:42

MotoGP第3戦ポルトガルGP:ついに復帰を果たしたM.マルケス、トップから0.5秒差の初日総合6番手。総合1番手はバニャイア

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MotoGP | MotoGP第3戦ポルトガルGP:ついに復帰を果たしたM.マルケス、トップから0.5秒差の初日総合6番手。総合1番手はバニャイア

 4月16日、MotoGP第3戦ポルトガルGPのフリー走行1回目、2回目がポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで行われ、MotoGPクラスはフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が初日総合トップタイムをマーク。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)はフリー走行1回目で3番手、フリー走行2回目では6番手で、初日を総合6番手で終えた。

 今大会最大の注目ポイントといえば、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)の復帰である。マルク・マルケスは2020年初戦のスペインGP決勝レースで転倒を喫し、このときに負った右上腕骨の骨折によって長らくレースから離れていたが、ついにポルトガルGPに再び姿を現した。

 フリー走行1回目は気温17度、路面温度22度のドライコンディション。ただし、コース上にはところどころ、ウエットパッチが残る状況である。マルク・マルケスはセッションが始まってから5分すぎにコースイン。265日ぶりにMotoGP復帰を果たした。

 当初は様子を見るように走っていたマルク・マルケスは次第にタイムを縮めていき、開始15分をすぎるころには2番手のタイムをマーク。そして15分ほど走行したのち、ピットに戻った。

 全体のタイムとしては上述のような路面状況であり、タイムは2020年に記録されたオールタイムラップ・レコード1分38秒892から比較するとトップのバニャイアのタイムでも8秒ほど遅く、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)など走行を控えるライダーもいた。

 その後、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)がトップに浮上。ミルのクルーチーフのフランキー・カルチェディはPCR検査で陽性となりポルトガルGPには参加せず、テストチームのクルーチーフであるトム・オーケインが代わりを務めている。セッションの残り時間が15分になるころから、次第にタイムが更新されていき、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が1分44秒台のタイムをマークしている。このころ、マルク・マルケスが再びコースイン。セッション2度目の走行に入った。

 残り時間5分、そのマルク・マルケスが1分43秒544をマーク。すぐさまバニャイアがそのタイムを更新したものの、久々にタイミングモニターの1番手に名前を表示させた。

 最終的にフリー走行1回目をトップで終えたのは、最後のアタックでトップタイムをマークしたビニャーレス。2番手はアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)で、マルク・マルケスはトップから0.251秒差で、復帰後初のセッションで3番手につけた。

 4番手にはポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)、5番手はヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)だった。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は12番手、ミルは13番手でセッションを終えている。

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