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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.05.01 22:15
更新日: 2021.05.02 01:03

MotoGP第4戦スペインGP:マルク・マルケス大クラッシュの予選日、クアルタラロがポール獲得。中上は2列目に並ぶ

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MotoGP | MotoGP第4戦スペインGP:マルク・マルケス大クラッシュの予選日、クアルタラロがポール獲得。中上は2列目に並ぶ

 5月1日、MotoGP第4戦スペインGPの予選がヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、MotoGPクラスはファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がポールポジションを獲得。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は2021年シーズンの自己ベストグリッドとなる2列目5番グリッドを獲得した。復帰2戦目のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)はフリー走行3回目で大クラッシュを喫したが、その後のセッションには参加。予選を14番手で終えた。

 フリー走行3回目はドライコンディションながら気温が15度、路面温度が23度と低め。序盤にトップタイムを記録したのは、初日総合3番手だったアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)である。

 前日のフリー走行2回目では体力を温存していたと言うマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は、早々に3番手タイムを記録。同じく初日、電子制御系のトラブルに見舞われたジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)は4番手につける。

 アレイシ・エスパルガロはしばらくトップをキープしていたが、セッション開始25分、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が1番手タイムをマーク。さらにファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がトップに浮上する。

 各ライダーのアタックが始まった残り時間3分、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が1分36秒985を叩き出し、トップに浮上する。

 その直後、衝撃的な映像が飛び込んできた。7コーナーでマルク・マルケスがクラッシュを喫したのである。マシン、マルク・マルケス自身ともにエアフェンスに叩きつけられる、ハイスピードでの転倒だった。マルク・マルケスは自身で起き上がり、その後スクーターに乗せられてピットに戻る様子が確認されている。

 最終的に、このセッションを制したのは中上。得意のヘレスで、久々のセッショントップタイムを記録して、Q2へのダイレクト進出を決めた。2番手はクアルタラロ、3番手には今大会にワイルドカード参戦しているホンダのテストライダー、ステファン・ブラドル(ホンダ・HRC)が入った。

 4番手にはミル、そして5番手にはアレイシ・エスパルガロが入りこの週末、トップ5以内につける安定感を見せている。

 マルク・マルケスは転倒によりタイム更新はならず、12番手。Q1から予選に挑むことになった。マルク・マルケスはメディカルセンターへ行き、その後さらなる検査のために病院へ向かったが、参戦に問題ないことが確認されてフリー走行4回目に出走している。

2021年MotoGP第4戦スペインGP マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
2021年MotoGP第4戦スペインGP マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

 続いて行われたフリー走行4回目では気温が19度、路面温度は39度まで上昇したが、転倒が相次いだ。ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)が9コーナーで、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)は2回目の転倒を2コーナーで喫した。アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)は5コーナー、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)はマルク・マルケスがフリー走行3回目で喫した7コーナーで転倒。終盤にはダニロ・ペトルッチ(テック3・KTM・ファクトリーレーシング)が2コーナーでクラッシュした。どの転倒でもライダーは無事だった。

 このセッションをトップで終えたのはクアルタラロ。2番手がマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)で3番手がリンス。中上は4番手だった。5番手にはモルビデリが入っている。マルク・マルケスは10番手だった。

■予選:クアルタラロがポール獲得。マルク・マルケスはQ1突破ならず


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