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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.05.02 22:05
更新日: 2021.05.03 03:10

MotoGP第4戦スペインGP:ドゥカティのミラーが5年ぶりの優勝。中上は今季自己最上位フィニッシュ果たす

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MotoGP | MotoGP第4戦スペインGP:ドゥカティのミラーが5年ぶりの優勝。中上は今季自己最上位フィニッシュ果たす

 5月2日、MotoGP第4戦スペインGPの決勝レースがヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、MotoGPクラスはジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を飾った。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は、今季自己ベストリザルトとなる4位フィニッシュを果たしている。

 決勝レースは気温22度、路面温度43度のドライコンディションで始まった。ホールショットを奪ったのは、3番手スタートのジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)。2番手にフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が続き、ポールポジションスタートのファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は4番手に後退する。

 そして14番グリッドスタートのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)はスタートで11番手に浮上。さらに10番手にポジションを上げたが、再び14番手に後退した。マルク・マルケスは決勝日午前中のウォームアップセッションでもクラッシュを喫している。

 中上は2周目を終えて8番手。一方、チーム・スズキ・エクスターのジョアン・ミルは6番手、アレックス・リンスが7番手に浮上する。しかし、リンスは3周目の6コーナーで転倒。リンスはレースに復帰したが、ポジションを大幅に落とした。

 トップは変わらずミラーがキープし、クアルタラロが2番手にポジションアップ。3番手にはモルビデリが続く。そして後方につけるのが、8番グリッドスタートだったアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニのアレイシ・エスパルガロである。

 4周目、クアルタラロが最終コーナーでミラーをオーバーテイク。ストレートではミラーがデスモセディチGP21の加速でクアルタラロに並びかけるが、1コーナーのブレーキングでクアルタラロがトップを堅守した。

 クアルタラロはトップに立つと、ラップタイムを上げる。6周目には1分37秒797を記録。これまでのベスト・レースラップを更新した。ミラーもクアルタラロのペースを追うように、1分37秒後半のラップタイムを記録。しかし7周目の時点で、クアルタラロはミラーに対し0.5秒以上の差を築くことに成功した。クアルタラロはその後もペースをキープし、アドバンテージを1秒以上に広げていった。

 その後方ではバニャイア、アレイシ・エスパルガロ、中上によって4番手争いが展開される。4番手を走るバニャイアを、何度かアレイシ・エスパルガロが交わすもポジションを維持するには至らない。アレイシ・エスパルガロは次第にバニャイアに引き離され、6番手の中上に迫られる。


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