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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.05.15 22:10
更新日: 2021.05.16 21:42

MotoGP第5戦フランスGP:天候に翻弄された予選日、クアルタラロが3戦連続のポール獲得。ヤマハ勢がワン・ツー占める

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MotoGP | MotoGP第5戦フランスGP:天候に翻弄された予選日、クアルタラロが3戦連続のポール獲得。ヤマハ勢がワン・ツー占める

 5月15日、MotoGP第5戦フランスGPの予選がル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、MotoGPクラスはファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がポールポジションを獲得した。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は2列目6番手、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は3列目7番手を獲得している。

 フリー走行3回目は、気温13度、路面温度7度のウエットコンディション。水しぶきを上げながらの走行となったフリー走行3回目、序盤はジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)やジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)などがトップタイムをマーク。ふたりはかわるがわるトップタイムを更新した。しかし開始15分、ミラーが6コーナーで転倒を喫している。

 25分をすぎると、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)がトップに浮上。終盤に入ると雨は上がり路面も乾き始めたようだったが、スリックタイヤを履くほどではなかった。

 こうした状況のなか、ミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)が一時、1番手タイムを記録する。しかし、その後再びマルク・マルケスがトップに立ち、そのままトップでセッションを終えた。

 2番手はロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)、3番手はフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)で、4番手はミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)。5番手にはポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)がつけた。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は12番手だった。

 フリー走行3回目はウエットコンディションのセッションとなったため、すべてのライダーが前日の自己ベストを更新するには至らず、初日の総合順位がそのまま3回のフリー走行の総合順位として予選のQ1、Q2を分けた。

 セッション終了後にピットに戻った際には、各ライダーが決勝レースのフラッグ・トゥ・フラッグを想定したマシン乗り換えの練習を行っていたが、そのうちのひとりだったフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)がその際につまずき、うずくまってしまった。チームによれば、左ひざを軽くひねったということだ。ただ、今大会の参戦には問題ないという。モルビデリはその後、フリー走行4回目、予選ともに出走している。

 フリー走行4回目はほとんどのライダーがスリックタイヤで走行を始めたが、セッションが始まって間もなく、雨が落ちてきたことを知らせるレッドクロスのフラッグが提示される。ル・マンらしい、しかしライダーを悩ませる天候となった。セッションが進むと、雨は画面越しでもわかるほど強くなっていった。

 このセッションをトップで終えたのはファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)。2番手はアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)、3番手はモルビデリ。4番手にはポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)、5番手はマルク・マルケス、中上は8番手だった。

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