スズキのチームマネージャーであるダビデ・ブリビオは、新興のファクトリーチーム支援を目的とした優遇措置、『コンセッション』の適用からチャンピオンシップ復帰後わずか2シーズンで外れたことは喜ばしいことだと語った。
スズキは2011年シーズンいっぱいでMotoGPから撤退したが、2015年にアレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスとともに復帰。2016年は、エンジンの改善とシームレスギアボックスの導入によって大きなステップを踏み出した。今季のイギリスGPで、2007年のフランスGP以降9年ぶりとなる勝利を収めたほか、ビニャーレスは3度表彰台に立ち、チャンピオンシップを4位で終えた。
こうした結果を受けて、スズキの「コンセッションポイント」は6ポイントに到達し、チームは来シーズン無制限のテストとシーズン中のエンジン開発の自由を失うことになる。
「我々は若いチームだが、たった2年目の時点でコンセッションの適用が外れるのは意味のあることだ」とブリビオは次のように述べた。
「コンセッションの適用が外れたことは喜ばしい。なぜならそれは我々に競争力があるということだからだ。他のマニュファクチャラーと同じレベルとルールで挑めるということに満足している」
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