6月5日、MotoGP第7戦カタルーニャGPの予選がバルセロナ・カタロニア・サーキットで行われ、MotoGPクラスはファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が5戦連続となるポールポジションを獲得。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はQ1から予選に挑み、Q2進出ならず14番手だった。
フリー走行3回目は気温28度、路面温度36度のドライコンディションで行われた。序盤からトップに立ったのはミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)。2番手にはフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、3番手にはマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がつける。
20分を経過すると、3番手にはジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)が浮上した。さらに、25分すぎには中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が2番手タイムを記録。残り時間15分でクアルタラロがトップに立つ。
残り3分を切っても、クアルタラロがトップをキープ。オリベイラがタイムを更新するも、0.076秒差の2番手タイム。しかし、最後のアタックでモルビデリが1分38秒929を記録。クアルタラロのタイムを0.046秒更新し、モルビデリがこのセッションを制した。
クアルタラロは2番手で、3番手はオリベイラ。4番手はフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、5番手はアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)だった。
最後のアタックでは、バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がフリー走行3回目までの総合トップ10に滑り込んでQ2へのダイレクト進出を決めている。一方、ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)、またマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)や中上を含む全ホンダライダーがトップ10に入ることができず、予選をQ1から迎えることになった。
フリー走行4回目はクアルタラロがトップ、2番手がビニャーレス、3番手はオリベイラ。4番手はセッション中に13コーナーで転倒を喫したザルコ、5番手はミルで、マルク・マルケスは6番手。中上は10番手だった。