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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.06.19 22:25
更新日: 2021.06.20 09:48

MotoGP第8戦ドイツGP:ドゥカティのザルコが今季初のポール獲得。マルク・マルケスは5番グリッドに並ぶ

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MotoGP | MotoGP第8戦ドイツGP:ドゥカティのザルコが今季初のポール獲得。マルク・マルケスは5番グリッドに並ぶ

 MotoGP第8戦ドイツGPの予選がザクセンリンクで行われ、MotoGPクラスはヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)がポールポジションを獲得。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は復帰後のベストグリッドとなる5番手を獲得した。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はQ2の終盤に転倒を喫し、9番手だった。
 
 フリー走行3回目は気温29度、路面温度40度のドライコンディションで行われた。序盤にトップに立ったのはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)で、前日の自己ベストタイムを早々に更新する。マルク・マルケスは、金曜日後の取材のなかで自身の体に「十分なパワーを感じられなかった」ことから、フリー走行2回目の終盤にタイムアタックをしてなかったことを明かしている。
 
 マルク・マルケスに次ぐ2番手は初日総合トップのミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)、3番手には中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)がつける。中上は初日、ホンダ勢のなかでただ一人、新しいウイングレットでの走行を行わず、確認できる限りではこの日も以前のものを使用している。
 
 セッション中盤以降はジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)やマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)などがタイムを縮めてトップ5に食い込むが、1番手のマルク・マルケス、2番手のミゲール・オリベイラは変わらないままだった。
 
 残り15分を切ると、早くも各ライダーのタイム更新が始まった。まずはジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップに浮上。しかしその後、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がそのタイムを上回った。
 
 クアルタラロはそのままフリー走行3回目をトップで終えた。2番手にはミラー、3番手にはヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)というドゥカティライダーが続き、4番手はオリベイラ、5番手にはアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)が入った。
 
 中上は7番手、マルク・マルケスは最後のアタックがトラックリミット超過によりタイム取り消しとなったものの、9番手でQ2へのダイレクト進出を決めた。
 
 一方、ビニャーレスは残り時間7分に1コーナーで転倒し13番手、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)は残り時間3分に8コーナーで転倒を喫して19番手。ポル・エスパルガロはホンダライダーとしては唯一、Q2へのダイレクト進出を逃すことになった。また、チーム・スズキ・エクスターのミル、リンスはともに11番手以下に沈んでいる。
 
 フリー走行4回目では、ザルコがトップタイム。2番手はクアルタラロ、3番手はオリベイラ、4番手がミラーとフリー走行3回目と変わらない上位4番手までの顔ぶれ。ミラーのマシンにはセッション中にトラブルが発生したが、その後ピットに戻りスペアマシンに乗り替えて走行を続行した。5番手はマルク・マルケス。中上は13番手だった。
 

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