6月23日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は2021年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPにおけるカレンダーを変更したと発表した。日本GPが中止されて、タイGPが1週間延期、アメリカズGPが開催されることとなった。
10月1~3日に栃木県のツインリンクもてぎで開催される予定だったMotoGP第15戦日本GP。国内外における新型コロナウイルスの感染拡大や渡航制限などの影響を踏まえて2年連続で開催が中止されることとなった。
そして日本GPが行われる予定だった10月1~3日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズでアメリカズGPが開催されることになった。アメリカズGPは第3戦として行われる予定だったが4月9~11日にシーズン終盤まで延期されており、今回カレンダーに復活した。
また、10月8~10日の第16戦タイGPは予定より1週間遅れて、10月15~17日に日程が変更されている。
そのほか、アメリカズGPと同時に延期が発表されたアルゼンチンGP(アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド)、リザーブトラックとして登録されているインドネシアGP(マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット)は今後の状況により開催される可能性を残している。
■2021年MotoGPカレンダー(2021年6月23日発表時点)
Round | グランプリ | サーキット | 決勝レース日 |
---|---|---|---|
第1戦 | カタール | ロサイル・インターナショナル・サーキット | 3月28日 |
第2戦 | ドーハ | ロサイル・インターナショナル・サーキット | 4月4日 |
第3戦 | ポルトガル | アウトドローモ・インターナショナル・アルガルベ | 4月18日 |
第4戦 | スペイン | ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト | 5月2日 |
第5戦 | フランス | ル・マン-ブガッティ・サーキット | 5月16日 |
第6戦 | イタリア | ムジェロ・サーキット | 5月30日 |
第7戦 | カタルーニャ | カタロニア・サーキット | 6月6日 |
第8戦 | ドイツ | ザクセンリンク | 6月20日 |
第9戦 | オランダ | TT・サーキット・アッセン | 6月27日 |
第10戦 | スティリア | レッドブル・リンク | 8月8日 |
第11戦 | オーストリア | レッドブル・リンク | 8月15日 |
第12戦 | イギリス | シルバーストン・サーキット | 8月29日 |
第13戦 | アラゴン | モーターランド・アラゴン | 9月12日 |
第14戦 | サンマリノ | ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ | 9月19日 |
第15戦 | アメリカズ | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ | 10月3日 |
第16戦 | タイ | チャン・インターナショナル・サーキット | 10月17日 |
第17戦 | オーストラリア | フィリップ・アイランド・サーキット | 10月24日 |
第18戦 | マレーシア | セパン・インターナショナル・サーキット | 10月31日 |
第19戦 | バレンシア | リカルド・トルモ・サーキット | 11月14日 |